特許
J-GLOBAL ID:201403044518207191
電気防食用の導電性塗膜による短絡箇所の検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 棚井 澄雄
, 増井 裕士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-216935
公開番号(公開出願番号):特開2014-070248
出願日: 2012年09月28日
公開日(公表日): 2014年04月21日
要約:
【課題】短絡箇所を簡便に検出し、当該箇所の限定的な補修のみで短絡問題を解消できるようにする導電性塗膜による短絡箇所の検出方法を提供する。【解決手段】導電性塗膜3上と鋼製基材1上の互いに近接する定位置に、直流電圧を印加するためのプラス側の通電極10とマイナス側のアース極11とをそれぞれ設け、これら通電極とアース極との間に一定の直流電圧を印加した状態で、導電性塗膜の表面に電位測定子15を接触させて、当該電位測定子の接触位置における導電性塗膜の鋼製基材に対する電位を電圧検出器15で計測し、電位測定子の接触位置を通電極とアース極に近い側から遠い側へまたは遠い側から近い側へ移動させながら導電性塗膜の電位を計測し、電位がゼロに近い値を示す、若しくは、著しく低減した場合にその近傍位置に短絡箇所があると判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋼製基材の表面に形成された絶縁性塗膜の表面に導電性塗膜を形成し、前記鋼製基材を陰極とし前記導電性塗膜を陽極として鋼製基材と導電性塗膜との間に直流電圧を印加する鋼製構造物の電気防食方法の実施に先立って実行される電気防食用の導電性塗膜による短絡箇所の検出方法であって、
前記導電性塗膜上と鋼製基材上の互いに近接する定位置に、前記直流電圧を印加するためのプラス側の通電極とマイナス側のアース極とをそれぞれ設け、これら通電極とアース極との間に一定の直流電圧を印加した状態で、導電性塗膜の表面に電位測定子を接触させて、当該電位測定子の接触位置における前記導電性塗膜の鋼製基材に対する電位を計測し、前記電位測定子の接触位置を前記通電極とアース極に近い側から遠い側へまたは遠い側から近い側へ移動させながら前記導電性塗膜の電位を計測し、電位がゼロに近い値を示す、若しくは、著しく低減した場合にその近傍位置に短絡箇所があると判定することを特徴とする電気防食用の導電性塗膜による短絡箇所の検出方法。
IPC (2件):
FI (3件):
C23F13/00 F
, C23F13/00 Q
, G01N27/20 Z
Fターム (8件):
2G060AE03
, 2G060AF15
, 2G060AG03
, 4K060AA03
, 4K060BA02
, 4K060BA26
, 4K060BA33
, 4K060EB01
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