特許
J-GLOBAL ID:201403045069837246

防犯ナット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 慎史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-233344
公開番号(公開出願番号):特開2014-084925
出願日: 2012年10月23日
公開日(公表日): 2014年05月12日
要約:
【課題】ボルトに対してナットを一旦締め込んだ後はナットを空回りさせるようにした上で、管理者が望む場合には締め込んだナットを一般的な工具を用いて緩められるようにすること。【解決手段】ボルトに螺合する内ナット201とこれを覆う外ナット101とを連結片311,312で連結して外ナット101を回せば内ナット201も回るようにしつつ、内ナット201と外ナット101との間に発生する回転トルクが規定のトルクを超えると連結片311,312が破断して外ナット101が空回りする仕掛けとする。これにより第三者は防犯ナット11を緩めることができなくなる一方、管理者が防犯ナット11を緩めたい場合には外ナット101に外力を加えて内ナット201から脱落させ、連結片311,312の破断後にも工具を回り止めしてセット可能な状態に維持されている内ナット201を露出させるようにした。【選択図】図3
請求項(抜粋):
工具を回り止めしてセット可能な外側面と、ボルトに螺合する雌ネジと、前記ボルトと共に締め付ける締着対象物に当接する当接部とを備える内ナットと、 工具を回り止めしてセット可能な外側面を備え、前記当接部以外の部分を覆う形態で前記内ナットに対して同軸上に回転自在に取り付けられ、外力を加えることによって前記内ナットに対する取り付け部分が破壊して当該内ナットから脱落する外ナットと、 前記内ナットの外側面と前記外ナットの内側面とを連結し、前記内ナットと前記外ナットとの間に発生する回転トルクが予め決められた規定のトルクを超えると破断する連結片と、 前記内ナットの外側面を前記連結片の破断後にも工具を回り止めしてセット可能な抜き取り可能状態に維持する機能維持手段と、 を備えることを特徴とする防犯ナット。
IPC (1件):
F16B 41/00
FI (1件):
F16B41/00 Q

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