特許
J-GLOBAL ID:201403045070361670

電気化学及び光電子装置用の改良された酸化還元対

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  小林 良博 ,  出野 知 ,  胡田 尚則
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-554973
公開番号(公開出願番号):特表2014-513057
出願日: 2012年02月24日
公開日(公表日): 2014年05月29日
要約:
本発明は、電気化学及び光電子装置のための改良された酸化還元対を提供する。当該酸化還元対は、第1列遷移金属の錯体に基づき、前記錯体は、少なくとも2個のヘテロ原子を含み、そのうちの少なくとも1個が窒素原子である5員N含有複素環及び/又は6員環を含む置換又は非置換の環又は環系を含む少なくとも1つの単座、二座又は三座配位子を含み、前記5又は6員複素環は、それぞれ、少なくとも1つの二重結合を含む。本発明は、前記錯体を含む電解質及び装置、及び酸化還元対としての前記錯体の使用にも関する。本発明は、さらに、第1及び第2の電極と、前記第1及び第2の電極の間にある電荷輸送層を含み、前記電荷輸送層がテトラシアノボレート([B(CN)4]-)及び酸化還元対として機能する陽イオン性金属錯体を含む電気化学及び/又は光電子装置を提供する。
請求項(抜粋):
下記式(I): M(La)n(Xb)m (I) (式中、Mは第1列遷移金属、例えばコバルトであり; nは、1〜6の整数であり、aは、n個の配位子L1,・・・, Lnが存在するように1〜nの整数(1, ・・・, n)からなる第1の組の連続する数であり; mは0又は1〜5の整数であり、bは、0と、m>0である場合にm個の配位子X1, ・・・, Xmが存在するように、1〜mの整数(0, ・・・, m)からなる第2の組の連続する数であり; ここで、n及びmは金属M上に存在する配位子の適切な数に等しく; いずれのLa(L1, ・・・, Ln)も、単座、二座又は三座配位子から独立に選択され、ただし、La(L1, ・・・, Ln)のうちの少なくとも1つは、少なくとも2個のヘテロ原子を含み、そのうちの少なくとも1個が窒素原子である5員N含有複素環及び/又は6員環を含む置換又は非置換の環又は環系を含み、前記5又は6員複素環は、それぞれ、少なくとも1つの二重結合を含む; Xbは、独立に、単座の共配位子である) の錯体。
IPC (8件):
C07F 15/06 ,  H01M 14/00 ,  H01M 10/056 ,  H01M 10/052 ,  H01M 4/60 ,  H01L 31/04 ,  H01G 11/02 ,  H01G 11/62
FI (8件):
C07F15/06 ,  H01M14/00 P ,  H01M10/0566 ,  H01M10/0525 ,  H01M4/60 ,  H01L31/04 Z ,  H01G11/02 ,  H01G11/62
Fターム (28件):
4H050AA01 ,  4H050AA03 ,  4H050AB91 ,  4H050AB92 ,  4H050WB14 ,  4H050WB21 ,  5E078AA15 ,  5E078AB07 ,  5E078DA05 ,  5F151AA14 ,  5H029AJ01 ,  5H029AK15 ,  5H029AL15 ,  5H029AM02 ,  5H029AM07 ,  5H032AA06 ,  5H032AS06 ,  5H032AS16 ,  5H032BB10 ,  5H032CC17 ,  5H032EE16 ,  5H032EE17 ,  5H032EE20 ,  5H050AA01 ,  5H050BA17 ,  5H050CA19 ,  5H050CB19 ,  5H050HA02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • イオン性液体電解質
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2008-553881   出願人:エコールポリテクニークフェデラルドゥローザンヌ(エーペーエフエル)
  • 熱転写受像材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-226795   出願人:コニカ株式会社
審査官引用 (2件)
  • イオン性液体電解質
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2008-553881   出願人:エコールポリテクニークフェデラルドゥローザンヌ(エーペーエフエル)
  • 熱転写受像材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-226795   出願人:コニカ株式会社
引用文献:
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