特許
J-GLOBAL ID:201403045184063726

超高強度超高分子量ポリエチレン繊維及び製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  竹内 茂雄 ,  山本 修 ,  中田 尚志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-518881
公開番号(公開出願番号):特表2014-523975
出願日: 2012年06月25日
公開日(公表日): 2014年09月18日
要約:
マルチフィラメント超高分子量ポリエチレン繊維を、改良された物性が得られる方法に従って調製することができる。前記超高分子量ポリエチレン繊維は、デカリン中135°Cで少なくとも約30dl/gの固有粘度を有していてもよく、最適条件での処理によって約約45g/デニール(40.5g/dtex)超の靭性を有するゲル紡糸繊維を実現することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも約45g/デニール(40.5g/dtex)の靭性及び少なくとも約1400g/デニールの引張弾性率を有する超高分子量ポリエチレンを含む繊維であって、 a)デカリン中135°Cで少なくとも約30dl/gの固有粘度を有する超高分子量ポリエチレン重合体と紡糸溶媒を含むスラリーを押出機に供給し液体混合物を形成するか、又は前記超高分子量ポリエチレン重合体と紡糸溶媒を押出機に供給し押出機内でスラリーと液体混合物の両方を形成する工程、 b)前記液体混合物を加熱された容器に通し超高分子量ポリエチレン重合体と紡糸溶媒を含む均質溶液を形成する工程、 c)前記溶液を加熱された容器から紡糸口金に供給し溶液繊維を形成する工程、 d)前記紡糸口金から流出する溶液繊維を約1.1:1〜約30:1の延伸比で延伸し、延伸溶液繊維を形成する工程、 e)前記延伸溶液繊維を前記超高分子量ポリエチレンのゲル化点未満まで冷却しゲル繊維を形成する工程、 f)前記ゲル繊維を1つ以上の段階で約1.1:1〜約30:1の第1の延伸比(DR1)で延伸する工程、 g)前記ゲル繊維を第2の延伸比(DR2)で延伸する工程、 h)前記ゲル繊維から紡糸溶媒を溶媒除去装置内で除去し乾燥繊維を形成する工程、 i)前記乾燥繊維を少なくとも1段階で第3の延伸比(DR3)で延伸し部分的に配向した繊維を形成する工程、 j)前記部分的に配向した繊維を後延伸操作に移送する工程、及び k)前記部分的に配向した繊維を後延伸操作中に後延伸温度で約1.8:1〜約15:1の第4の延伸比(DR4)で延伸し、少なくとも約45g/デニール(40.5g/dtex)の靭性を有する高度に配向した繊維製品を形成する工程、 を含む方法によって製造される、繊維。
IPC (5件):
D01F 6/04 ,  D04H 3/04 ,  F41H 1/02 ,  F41H 1/04 ,  F41H 5/04
FI (5件):
D01F6/04 A ,  D04H3/04 ,  F41H1/02 ,  F41H1/04 ,  F41H5/04
Fターム (25件):
2C014KK01 ,  2C014KK04 ,  4L035BB05 ,  4L035BB15 ,  4L035BB22 ,  4L035BB69 ,  4L035BB81 ,  4L035BB91 ,  4L035EE09 ,  4L035EE20 ,  4L035FF01 ,  4L035FF02 ,  4L035HH02 ,  4L035HH03 ,  4L035MA01 ,  4L047AA14 ,  4L047AB03 ,  4L047AB10 ,  4L047BA15 ,  4L047BC02 ,  4L047BC03 ,  4L047BC04 ,  4L047CA03 ,  4L047CB01 ,  4L047CC01
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (2件)

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