特許
J-GLOBAL ID:201403045337976092

束状構造を有するゲルファイバー集合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 岩瀬 吉和 ,  小野 誠 ,  金山 賢教 ,  坪倉 道明 ,  重森 一輝 ,  城山 康文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-038720
公開番号(公開出願番号):特開2014-167179
出願日: 2013年02月28日
公開日(公表日): 2014年09月11日
要約:
【課題】優れた力学的強度を有する束状のゲルファイバー集合体の製造方法の提供。【解決手段】a)第1のプレゲル剤及び第2のプレゲル剤を含む溶液を調製する工程;b)前記溶液をマイクロ流路に注入する工程;c)前記マイクロ流路中に第1の架橋剤を注入することにより、前記第1のプレゲル剤をゲル化させて、糸状に伸長した形状を有する鋳型ゲルファイバーを形成する工程;d)前記鋳型ゲルファイバーを含む溶液に第2の架橋剤を添加することにより、前記鋳型ゲルファイバーの骨格内部に束状の形状で保持された状態で前記第2のプレゲル剤を架橋させ、前記第2のプレゲル剤が架橋してなるゲルが前記鋳型ゲルファイバーに被覆された構造のゲルファイバー複合体を形成する工程;及びe)前記ゲルファイバー複合体を含む溶液にゲル除去剤を添加することによって前記鋳型ゲルファイバーを除去して、束状構造を有するゲルファイバー集合体を得る工程、を含む方法【選択図】なし
請求項(抜粋):
1次元的に伸長した複数本のゲルファイバーが束状となった構造を有するゲルファイバー集合体の製造方法であって、 a)第1のプレゲル剤及び第2のプレゲル剤を含む溶液を調製する工程、ここで、前記第1のプレゲル剤は前記溶液中に溶解した状態であり、前記第2のプレゲル剤は前記溶液中に凝集した状態で存在する、当該工程、 b)前記溶液をマイクロ流路に注入する工程、 c)前記マイクロ流路中に第1の架橋剤を注入することによって、流れ場において前記第1のプレゲル剤をゲル化させて、糸状に伸長した形状を有する鋳型ゲルファイバーを形成する工程、ここで、前記第2のプレゲル剤は前記鋳型ゲルファイバーの骨格内部に束状の形状で保持される、当該工程、 d)前記鋳型ゲルファイバーを含む溶液に第2の架橋剤を添加することによって、前記鋳型ゲルファイバーの骨格内部に束状の形状で保持された状態で前記第2のプレゲル剤を架橋させ、それにより、前記第2のプレゲル剤が架橋してなるゲルが前記鋳型ゲルファイバーに被覆された構造のゲルファイバー複合体を形成する、当該工程、及び e)前記ゲルファイバー複合体を含む溶液にゲル除去剤を添加することによって前記鋳型ゲルファイバーを除去して、束状構造を有するゲルファイバー集合体を得る工程、 を含む、該方法。
IPC (4件):
D04H 1/425 ,  A61L 27/00 ,  A61L 31/00 ,  C08J 5/02
FI (4件):
D04H1/425 ,  A61L27/00 D ,  A61L31/00 T ,  C08J5/02
Fターム (27件):
4C081AA02 ,  4C081AA14 ,  4C081AB23 ,  4C081BA17 ,  4C081BB08 ,  4C081CD02 ,  4C081CD04 ,  4C081DA12 ,  4C081DC15 ,  4C081EA02 ,  4F071AA09 ,  4F071AC13 ,  4F071AE02 ,  4F071AF06 ,  4F071AF15Y ,  4F071AF20Y ,  4F071AG05 ,  4F071AG32 ,  4F071AH19 ,  4F071BA09 ,  4F071BC06 ,  4F071BC07 ,  4L047AA08 ,  4L047AA12 ,  4L047BA08 ,  4L047CB01 ,  4L047CC03
引用文献:
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