特許
J-GLOBAL ID:201403045932469650

細胞選別装置、細胞の選別方法、生体材料または微粒子材料の選別方法、およびこれに用いられるマイクロチャネルプレート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-132239
公開番号(公開出願番号):特開2013-255441
出願日: 2012年06月11日
公開日(公表日): 2013年12月26日
要約:
【課題】 高速化が可能であり、細胞に対するダメージが少ない細胞選別装置等を提供する。【解決手段】 マイクロチャネルプレート3には、マイクロチャネルである流路5a、5bが形成される。流路5aは、導入部7a、7bから流体が流される。流路5aに併設するように、流路5bが設けられる。流路5bには、導入部7cから流体が流れる。流路5bは、一部が流路5aと連通部17において連通する。すなわち、流路5a、5bそれぞれを流れる流体が接触する。連通部17近傍において、流路5aの側壁には、光吸収体13が配置される。すなわち、連通部17において、流路5bとは、反対側の側壁に、光吸収体13が設けられる。光吸収体13は、光の吸収率が30%以上で、好ましくは60%以上で膜厚が数10〜数100nmであって、レーザーを照射するとレーザーの一部が吸収されて熱を発生するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
細胞選別装置であって、 光学的に識別できるように標識された細胞を含む流体が流れる第1の流路と、 前記第1の流路に対して部分的に流路が連通する少なくとも一つの第2の流路と、 前記第1の流路内の細胞の種類を検知する検知部と、 レーザー源と、を具備し、 前記第1の流路の側面は、透明のガラス材で構成され、 前記ガラス材の内面であって、前記第1の流路と前記第2の流路との連通部の近傍には、前記第1の流路に面するように、光吸収体が設けられ、 前記検知部によって検知された細胞を選択的に、当該細胞が前記連通部の近傍を通過するタイミングで、前記レーザー源から前記光吸収体にレーザーを照射し、前記光吸収体が吸収した熱によって前記第1の流路内にマイクロバブルを発生させ、 前記マイクロバブルの圧力によって、当該細胞を前記第2の流路に押し出し、細胞を選別することが可能であることを特徴とする細胞選別装置。
IPC (3件):
C12M 1/00 ,  G01N 33/483 ,  G01N 33/48
FI (3件):
C12M1/00 A ,  G01N33/483 C ,  G01N33/48 M
Fターム (15件):
2G045AA24 ,  2G045CB01 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045DA36 ,  2G045FA12 ,  2G045FA29 ,  2G045FA37 ,  2G045FB12 ,  2G045FB15 ,  2G045JA07 ,  4B029AA27 ,  4B029BB11 ,  4B029CC01 ,  4B029DG08

前のページに戻る