特許
J-GLOBAL ID:201403046355721073
インピーダンス型の水分検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保 幸雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-233953
特許番号:特許第5383891号
出願日: 2012年10月23日
要約:
【課題】ダミー電極を設けなくても十分な精度で着霜の状態などを検出することができ、構成が簡単な静電容量型の水分検出装置を提供すること。
【解決手段】周囲環境の水分の割合または状態に応じた静電容量の変化を検出する静電容量型の水分検出装置であって、互いに対向するように配置された第1の電極および第2の電極を有し、第1の電極と第2の電極との間の水分の割合または状態に応じて静電容量が変化する静電容量センサと、静電容量センサに交流信号を印加する駆動部と、静電容量センサからの出力電圧の大きさに応じて2値化を行ってオンまたはオフの検出信号を出力する判定部とを有する。静電容量センサは、例えば駆動部の出力と判定部の入力との間に接続され、判定部は、静電容量センサからの出力電圧の大きさと予め設定されたしきい値とを比較することによって2値化を行う。
【選択図】 図6
請求項(抜粋):
【請求項1】 周囲環境の水分の割合または状態に応じた静電容量および抵抗値の変化を検出して検出信号を出力するインピーダンス型の水分検出装置であって、
互いに対向するように配置された第1の電極および第2の電極を有し、前記第1の電極と前記第2の電極との間の水分の割合または状態に応じて静電容量および抵抗値が変化するインピーダンスセンサと、
前記インピーダンスセンサに交流信号を印加する駆動部と、
前記交流信号に基づく前記インピーダンスセンサからの出力電圧の大きさに応じて2値化を行い、着霜によって前記インピーダンスセンサの水滴付着時に対する抵抗値が増大しかつ静電容量が減少し、これによって前記出力電圧がしきい値を越えたときに、着霜状態であることを示す検出信号を出力する判定部と、を有し、
前記判定部には、
前記インピーダンスセンサの出力側に接続される、互いに直列に接続された第2の抵抗素子および容量素子からなる入力インタフェ-ス部と、
前記入力インタフェ-ス部の出力側に接続され、前記入力インタフェ-ス部からの出力電圧が第1のしきい値以上であるときに、前記第1の電極と前記第2の電極との間の水分が凍結して霜状に変化したことを意味する着霜状態検出信号を前記検出信号として出力する2値化部と、
前記インピーダンスセンサからの出力電圧が前記第1のしきい値よりも大きい第2のしきい値以上であるときに、前記入力インタフェ-ス部からの出力電圧を前記第1のしきい値以下に低下させ、これにより乾燥状態であるときには前記検出信号を出力しないようにするための修正部とが設けられている、
ことを特徴とするインピーダンス型の水分検出装置。
IPC (2件):
G01N 27/00 ( 200 6.01)
, G01N 27/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01N 27/00 G
, G01N 27/02 C
引用特許:
出願人引用 (5件)
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特公昭62-012465
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多周波容量測定装置およびその動作方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-267250
出願人:フォンダツィオーネトリノワイヤレス
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特開昭59-166849
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審査官引用 (8件)
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特開昭59-166849
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特公昭62-012465
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多周波容量測定装置およびその動作方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-267250
出願人:フォンダツィオーネトリノワイヤレス
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着霜検知装置、冷凍サイクルシステム及び冷蔵庫
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-260634
出願人:三菱電機株式会社
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特公昭62-012465
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特開昭62-179650
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排泄検知装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-202209
出願人:花王株式会社
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着霜状態検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-101345
出願人:北斗電子工業株式会社
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