特許
J-GLOBAL ID:201403046435822261
リチウム二次電池用正極活物質及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 鈴木 三義
, 荒 則彦
, 三國 修
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-514891
特許番号:特許第5329006号
出願日: 2012年09月25日
要約:
【要約】 コア部とシェル層を有するリチウム二次電池用正極活物質において、コア部は、Lix1M1y1Pz1O4(ただし、M1はMg,Ca,Fe,Mn等であり、組成比を示すx1、y1、z1はそれぞれ、0<x1<2,0<y1<1.5,0.9<z1<1.1である。)で表され、シェル層は、Lix2M2y2Pz2O4(ただし、M2はMg,Fe,Ni,CoまたはAlの群から選ばれる1種または2種以上の元素であって前記M1とは異なる元素であり、組成比を示すx2、y2、z2はそれぞれ、0<x2<2,0<y2<1.5,0.9<z2<1.1である。)で表される1以上の層で構成されるリチウム二次電池用正極活物質を採用する。
請求項(抜粋):
【請求項1】 コア部とシェル層を有するリチウム二次電池用正極活物質の製造方法において、
M1源(ただし、M1はMg,Ca,Fe,Mn,Ni,Co,Zn,Ge,Cu,Cr,Ti,Sr,Ba,Sc,Y,Al,Ga,In,Si,B,希土類元素からなる群から選ばれる1種または2種以上の元素である。)、前記M1源に対して過剰量のLi源及び前記M1源に対して過剰量のリン酸源を第1原料にし、これを用いて水熱合成反応を行うことにより、Lix1M1y1Pz1O4(ただし、組成比を示すx1、y1、z1はそれぞれ、0<x1<2,0<y1<1.5,0.9<z1<1.1である。)で表されるかんらん石型リチウム金属リン酸塩からなるコア部、余剰のLi源及び余剰のリン酸源を含む反応液を得る第1工程と、
前記反応液に、M2源(ただし、M2はMg,Fe,Ni,Co,Alからなる群から選ばれる1種または2種以上の元素であって前記M1とは異なる元素である。)を添加し、前記余剰のLi源、前記余剰のリン酸源及び前記M2源を第2原料として、水熱合成反応を行うことにより、前記コア部に、Lix2M2y2Pz2O4(ただし、組成比を示すx2、y2、z2はそれぞれ、0<x2<2,0<y2<1.5,0.9<z2<1.1である。)で表されるかんらん石型リチウム金属リン酸塩からなるシェル層を生成させる工程を少なくとも1回以上行う第2工程と、を具備してなるリチウム二次電池用正極活物質の製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/58 ( 201 0.01)
, H01M 4/36 ( 200 6.01)
FI (3件):
H01M 4/58
, H01M 4/36 C
, H01M 4/36 E
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