特許
J-GLOBAL ID:201403046863036696

溶接継手の曲げ試験方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 誠真IP特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-250020
公開番号(公開出願番号):特開2014-098609
出願日: 2012年11月14日
公開日(公表日): 2014年05月29日
要約:
【課題】異なる材質の構成部材を溶着金属を介して接合させてなる試験片の曲げ試験において、曲げ試験中試験片の軸方向ずれをなくし、溶接金属部の変形能を正確に把握する。【解決手段】試験片10は、互いに剛性が異なる構成部材12及び14を溶接金属部Wを介して接合してなる試験片であり、試験片10の幅方向に、剛性が大きい構成部材14と同等の剛性を有する材質からなるダミー材20を並列に配置する。試験片10及びダミー材20の両端で、これらをボルト26で結合し、試験片10及びダミー材20からなる仮想試験片28を構成する。仮想試験片28の溶接金属部Wに曲げ荷重Fを付加したとき、試験片10の軸方向のずれがなくなり、溶接金属部Wに正確に曲げ変形を起こすことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
均一な厚さを有し、剛性の異なる材質からなる構成部材が溶着金属を介して互いに接合されてなる試験片を用い、 該試験片の溶接金属に曲げ荷重を付加して曲げ変形させ、該溶接金属の変形能を確認する溶接継手の曲げ試験方法において、 前記構成部材と同一の肉厚を有し、かつ前記構成部材のうち大きい剛性を有する構成部材と同等以上の剛性を有するダミー材を前記試験片の幅方向に該試験片と並列に配置すると共に、該試験片と該ダミー材の両端を互いに結合する予備工程と、 前記試験片の溶接継手及び前記ダミー材の該溶接継手と同一の軸方向部位に対し、同時に曲げ荷重を付加して曲げ変形させ、該溶接金属の変形能を確認する荷重負荷工程とからなることを特徴とする溶接継手の曲げ試験方法。
IPC (2件):
G01N 3/00 ,  G01N 3/20
FI (2件):
G01N3/00 Q ,  G01N3/20
Fターム (9件):
2G061AA07 ,  2G061AB01 ,  2G061BA01 ,  2G061CB19 ,  2G061DA02 ,  2G061DA16 ,  2G061DA20 ,  2G061EA01 ,  2G061EA02

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