特許
J-GLOBAL ID:201403047096156563

優性変異遺伝子発現抑制剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 平木 祐輔 ,  藤田 節
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2011072187
公開番号(公開出願番号):WO2012-043633
出願日: 2011年09月28日
公開日(公表日): 2012年04月05日
要約:
野生型又は所望の変異遺伝子の発現を許容し、特定の優性変異遺伝子の発現のみを選択的かつ効果的に抑制することのできるRNAi分子を開発し、その設計方法及び当該RNAi分子を有効成分として含む優性変異遺伝子発現抑制剤の提供を目的とする。 転写産物上に不連続接合点を生じる優性変異遺伝子において、不連続接合点に隣接するセンス鎖領域の3’側の塩基から3’末端までの塩基長を所定の長さとなるように設定したRNAi分子を含む優性変異遺伝子発現抑制剤を提供する。
請求項(抜粋):
ASPスコア値が0.4以上であるRNAi分子を有効成分として含む、優性変異遺伝子の発現抑制剤であって、 前記ASPスコアは、以下の式から算出され、 ASPスコア=[(対照RNAi分子で処理した正常型遺伝子の標準化した発現量に対する前記RNAi分子で処理した正常型遺伝子の標準化した発現量の相対比)-(対照RNAi分子で処理した変異遺伝子の標準化した発現量に対する前記RNAi分子で処理した変異遺伝子の標準化した発現量の相対比)]×(1-対照RNAi分子で処理した変異遺伝子の標準化した発現量に対する前記RNAi分子で処理した変異遺伝子の標準化した発現量の相対比) (式中、対照RNAi分子は、前記正常型遺伝子及び変異遺伝子の発現に影響を及ぼさないRNAi分子である) 前記RNAi分子が 標的である優性変異遺伝子の転写産物上に生じる少なくとも一つの不連続接合点、及び該転写産物の連続する16〜30塩基の配列に一致する塩基配列を含むRNAiセンス鎖領域、並びにそれに相補的な塩基配列を含むRNAiアンチセンス鎖領域を含み、かつ 前記RNAiセンス鎖領域上のいずれか一の不連続接合点に隣接する3’側の塩基から下流側に向かって4〜15番目のいずれか一の塩基が該RNAiセンス鎖領域の3’末端塩基を構成する、 前記遺伝子発現抑制剤。
IPC (6件):
C12N 15/113 ,  C12N 15/09 ,  A61K 31/710 ,  A61K 48/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/02
FI (6件):
C12N15/00 G ,  C12N15/00 A ,  A61K31/7105 ,  A61K48/00 ,  A61P35/00 ,  A61P35/02
Fターム (21件):
4B024AA01 ,  4B024BA80 ,  4B024CA11 ,  4B024DA03 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA17 ,  4C084AA02 ,  4C084AA13 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB26 ,  4C084ZB27 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086EA16 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA14 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZB27

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