特許
J-GLOBAL ID:201403047480971649

板金成形加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-237749
公開番号(公開出願番号):特開2014-087807
出願日: 2012年10月29日
公開日(公表日): 2014年05月15日
要約:
【課題】小径で高さが高く、且つ強度が確保されたボスを形成可能な板金成形加工方法を提供する。【解決手段】押出し工程では、ボス13の仕上がり径よりも内径の大きい受け穴が形成された一次ダイで板金ワーク10を支持しつつ、被成形部20に対し一次パンチによる押出し加工を施し、内側に一次中空凹部を有する一次凸部を形成する。中間絞り工程では、一次中空凹部の底に二次パンチを押し付けつつ、一次ダイより内径の小さい二次ダイの受け穴に一次凸部を押し込むことで、一次凸部を縮径し且つ高さを延ばす絞り加工を施し、二次凸部を形成するとともに、二次凸部の内側の二次中空凹部の口元側にポケット状の保持凹部を形成する。仕上げ絞り工程では、保持凹部に三次パンチを当接させつつ、二次ダイより内径の小さい三次ダイの受け穴に二次凸部を押し込むことで、二次中空凹部を埋めるように縮径し且つ高さを延ばす絞り加工を施し、所望のボス13を得る。【選択図】図5
請求項(抜粋):
プレス手段によって加圧され、板金ワーク(10、14、15、18)のベース板(12、17、180)に設定された被成形部(20)を押圧する、先端の外径又は形状が互いに異なる複数種類のパンチ(4)と、 前記板金ワークに対し前記パンチと反対側で前記板金ワークを支持し、前記被成形部に対応する位置に、内径又は口元形状が互いに異なる受け穴(6)が形成された複数種類のダイ(5)と、を用い、 前記板金ワークの前記ベース板から前記ダイ側に突出するボス(13)を形成する板金成形加工方法であって、 前記ボスの仕上がり径よりも内径の大きい受け穴(611、612)が形成された一次ダイ(511、512)で前記板金ワークを支持しつつ、前記被成形部に対し一次パンチ(411、412)による押出し加工を施し、内側に一次中空凹部(241、242)を有する一次凸部(211、212)を形成する押出し工程と、 前記一次中空凹部の底に二次パンチ(42)を押し付けつつ、前記一次ダイより内径の小さい二次ダイ(52)の受け穴(62)に前記一次凸部を押し込むことで、前記一次凸部を縮径し且つ高さを延ばす絞り加工を施し、二次凸部(22)を形成するとともに、前記二次凸部の内側の二次中空凹部(25)の口元側にポケット状の保持凹部(250)を形成する中間絞り工程と、 前記保持凹部に三次パンチ(43)を当接させつつ、前記二次ダイより内径の小さい三次ダイ(531、532)の受け穴(631、632)に前記二次凸部を押し込むことで、前記二次中空凹部を埋めるように縮径し且つ高さを延ばす絞り加工を施し、所望のボスを得る仕上げ絞り工程と、 を含むことを特徴とする板金成形加工方法。
IPC (2件):
B21D 22/04 ,  B21J 5/06
FI (3件):
B21D22/04 ,  B21J5/06 B ,  B21J5/06 Z
Fターム (7件):
4E087BA19 ,  4E087BA20 ,  4E087CA00 ,  4E087CA22 ,  4E087DB06 ,  4E087DB07 ,  4E087DB22
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 板金成形加工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-317507   出願人:松下電器産業株式会社
  • 中空形材の凹み加工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-300253   出願人:株式会社神戸製鋼所
  • 特開平3-138031

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