特許
J-GLOBAL ID:201403047593585630

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 笠井 美孝 ,  中根 美枝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-063236
公開番号(公開出願番号):特開2014-190346
出願日: 2013年03月26日
公開日(公表日): 2014年10月06日
要約:
【課題】特に中周波振動と高周波振動に対して優れた防振効果を得ることの出来る、新規な構造の流体封入式防振装置を提供する。【解決手段】流体封入式防振装置10において、第一の取付部材16と第二の取付部材18とが本体ゴム弾性体20で連結されていると共に、受圧室47と平衡室62を連通する唯一の中央連通路64が仕切部材40に形成されており、可撓性膜48を押し付けて中央連通路64を遮断状態に保持し且つ負圧が及ぼされることによって押付力が解除されて中央連通路64を連通状態とする空気圧式アクチュエータ14が設けられている一方、仕切部材40において可動膜92が配置されて中間室100と作用空気室98とが形成されていると共に、周辺連通路118が形成されて中央連通路64よりも高周波数域にチューニングされている一方、作用空気室98に対して空気圧式アクチュエータ14と同期して負圧を及ぼす負圧制御手段が設けられている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
防振連結される一方の部材に取り付けられる第一の取付部材と防振連結される他方の部材に取り付けられる第二の取付部材とが本体ゴム弾性体で連結されていると共に、 該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入された受圧室と、変形容易な可撓性膜で壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入された平衡室とが、該第二の取付部材で支持される厚肉円形の仕切部材の各一方の側に形成されており、 該受圧室と該平衡室を連通する唯一の中央連通路が、該仕切部材の中央部分を厚さ方向に貫通して形成されていると共に、 該平衡室の外側に配設されて該可撓性膜を該中央連通路の該平衡室側への開口部に押し付けて該中央連通路を遮断状態に保持し且つ外部から負圧が及ぼされることによって該可撓性膜への押付力が解除されて該中央連通路を連通状態とする空気圧式アクチュエータが設けられている一方、 該仕切部材において該中央連通路の外周側に広がる円環板状の可動膜が配置されて該可動膜の内周部分と外周部分がそれぞれ該仕切部材で保持されており、該可動膜の各一方の側に非圧縮性流体が封入された中間室と作用空気室とが形成されていると共に、 該仕切部材において該中間室を該受圧室に連通する周辺連通路が形成されて該中央連通路よりも高周波数域にチューニングされている一方、該作用空気室に対して前記空気圧式アクチュエータと同期して外部から負圧を及ぼす負圧制御手段が設けられていることを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (1件):
F16F 13/26
FI (2件):
F16F13/00 630D ,  F16F13/00 630F
Fターム (10件):
3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA06 ,  3J047CA08 ,  3J047CA12 ,  3J047CB03 ,  3J047CB06 ,  3J047CB10 ,  3J047CD12 ,  3J047FA02

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