特許
J-GLOBAL ID:201403047670371788

リグノセルロース含有バイオマスからのエタノール製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-200227
公開番号(公開出願番号):特開2014-054208
出願日: 2012年09月12日
公開日(公表日): 2014年03月27日
要約:
【課題】リグノセルロースを含有するバイオマスからエタノール製造する方法において、製造工程内で分離された残渣(未分解繊維)を糖化の原料として再利用する方法を提供することにある。【解決手段】リグノセルロース系原料を併行糖化発酵工程し、併行糖化発酵工程から排出された処理懸濁液を1.25〜600メッシュの固液分離装置で固形分と液体留分に分離し、前記固液分離工程で分離された液体留分を減圧蒸留により発酵生成物と発酵生成物を除去した濃縮液に分離する。前記蒸留工程で分離した発酵生成物を除去した濃縮液を残渣分離装置により液体留分と残渣に分離し、前記残渣分離工程で分離された残渣に対して化学薬品を添加し、前記残渣を加熱処理する。化学的処理が施された残渣を前記併行糖化発酵の原料として再利用する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
リグノセルロース系原料を酵素で糖化する酵素糖化及び酵素糖化処理によって生成する糖類を基質とする発酵を同時に行う併行糖化発酵工程、前記併行糖化発酵工程から排出された処理懸濁液を1.25〜600メッシュの固液分離装置で固形分と液体留分に分離する固液分離工程、前記固液分離工程で分離された液体留分を減圧蒸留により発酵生成物と発酵生成物を除去した濃縮液に分離する蒸留工程、前記蒸留工程で分離した発酵生成物を除去した濃縮液を残渣分離装置により液体留分と残渣に分離する残渣分離工程、前記残渣分離工程で分離された残渣に対して化学薬品を添加し、前記残渣を加熱処理する化学的処理工程、前記化学的処理が施された残渣を前記併行糖化発酵の原料として再利用することを特徴とするリグノセルロース系原料からのエタノール製造方法。
IPC (1件):
C12P 7/10
FI (1件):
C12P7/10
Fターム (9件):
4B064AC03 ,  4B064CA06 ,  4B064CA21 ,  4B064CB07 ,  4B064CC01 ,  4B064CC21 ,  4B064CD01 ,  4B064CE01 ,  4B064DA16
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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