特許
J-GLOBAL ID:201403047793372991

流体の混練状態のシミュレーション方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 住友 慎太郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-045867
公開番号(公開出願番号):特開2013-180494
特許番号:特許第5514244号
出願日: 2012年03月01日
公開日(公表日): 2013年09月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 流体の混練状態をコンピュータで評価するための解析方法であって、 前記流体が収容されて混練される混練空間を有限個の微小な要素で分割して混練空間モデルを設定するステップ、 前記流体をモデル化した流体モデルを設定するステップ、 前記混練空間モデルに前記流体モデルを充填率100%未満で配置するとともに必要な混練条件を設定するステップ、 前記混練条件に基づいた前記流体モデルの流動計算を行うとともに、該流体モデルに配した仮想粒子の位置情報を追跡する粒子追跡ステップ、及び、 前記仮想粒子の位置情報と、前記混練空間モデル内での前記流体モデルの理想混練状態とを比較することにより、前記流体モデルの混練度合いを計算する評価ステップを含み、 前記粒子追跡ステップの前記流動計算では、前記混練空間モデルの各要素の体積中の前記流体モデルの充填率である体積分率が定義され、 しかも、前記粒子追跡ステップは、 前記混練空間モデル内に複数個の第1仮想粒子を配置するステップ、 前記第1仮想粒子を前記流体モデルの物理量に基づいて移動させるステップ、 前記第1仮想粒子の移動先の要素の前記前記体積分率が予め定めた値以上でない場合に、この第1仮想粒子を消滅させるステップ、及び、 前記各第1仮想粒子の位置情報を記憶するステップを含み、 前記評価ステップは、前記混練空間モデル内に複数個の第2仮想粒子をランダムに固定配置するステップ、 前記粒子追跡ステップの計算結果から現在の流体モデルの存在位置を計算するステップ、 前記流体モデルの存在位置にある前記第2仮想粒子に基づいて、前記理想混練状態を計算するステップ、及び、 前記第1仮想粒子の配置と、前記第2仮想粒子の配置との一致度によって前記流体モデルの混練度合いを計算するステップを含むことを特徴とする流体の混練状態の解析方法。
IPC (2件):
B29B 7/80 ( 200 6.01) ,  B29B 7/28 ( 200 6.01)
FI (2件):
B29B 7/80 ,  B29B 7/28
引用特許:
審査官引用 (5件)
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