特許
J-GLOBAL ID:201403048017147500
複層塗膜形成方法およびそれから得られた複層塗膜
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
田中 光雄
, 山田 卓二
, 山本 宗雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-174972
公開番号(公開出願番号):特開2014-033980
出願日: 2012年08月07日
公開日(公表日): 2014年02月24日
要約:
【課題】 本発明は、クリヤー塗料に二酸化チタン顔料を配合することによる透明性の低下や耐候性の低下などを改善することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、基材上に二酸化チタン顔料を含んだ白色ベース塗料を塗布して白色ベース塗膜を形成する工程(1)、白色ベース塗膜上に光輝性顔料を含む光輝性塗料を塗布して光輝性塗膜を形成する工程(2)、光輝性塗膜上に、二酸化チタン顔料を含む二酸化チタン塗料を塗布して二酸化チタン塗膜を形成する工程(3)、二酸化チタン塗膜上にクリヤー塗料を塗布してクリヤー塗膜を形成する工程(4)を含む複層塗膜形成方法であり、前記光輝性塗料と二酸化チタン塗料のTI(チクソトロピックインデックス)値を制御し、かつ、前記二酸化チタン塗料の二酸化チタン顔料が二酸化チタン顔料全体に対して、5〜300nmの粒子径を有する二酸化チタン顔料を60質量%以上含んでいることを特徴とする複層塗膜形成方法を提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基材上に二酸化チタン顔料を含んだ白色ベース塗料を塗布して白色ベース塗膜を形成する工程(1)、前記白色ベース塗膜上に光輝性顔料を含む光輝性塗料を塗布して光輝性塗膜を形成する工程(2)、前記光輝性塗膜上に、二酸化チタン顔料を含む二酸化チタン塗料を塗布して二酸化チタン塗膜を形成する工程(3)、前記二酸化チタン塗膜上にクリヤー塗料を塗布してクリヤー塗膜を形成する工程(4)を含む複層塗膜形成方法であり、
前記光輝性塗料が、TI(チクソトロピックインデックス)値5.5〜7.5を有し、
前記二酸化チタン塗料が、TI値3.5〜5.5であり、かつ、二酸化チタン顔料の顔料質量濃度(PWC)0.15〜2質量%を有し、
前記二酸化チタン塗料に含まれる二酸化チタン顔料のうちの60質量%以上が、5〜300nmの粒子径を有する二酸化チタン顔料であることを特徴とする複層塗膜形成方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
4D075AE03
, 4D075AE10
, 4D075CB11
, 4D075CB13
, 4D075DC12
, 4D075EA43
, 4D075EC02
, 4D075EC04
, 4D075EC11
, 4D075EC54
引用特許: