クロストリジウム・ディフィシル疾患を有する患者において疾患の重症度を決定するための、および感染を監視するためのバイオマーカーとしての糞便中のラクトフェリン

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (5件)：小野新次郎 , 小林泰 , 竹内茂雄 , 山本修 , 國枝由紀子
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-508608
公開番号（公開出願番号）：特表2014-519018
出願日： 2012年04月27日
公開日（公表日）： 2014年08月07日
要約：

クロストリジウム・ディフィシル疾患は、軽症の〜自己限定的な下痢から生命を危うくする偽膜性大腸炎および巨大結腸症までに及ぶ、ある範囲の臨床像を含む。C.ディフィシルの症例は、疾患の重症度に応じて異なる方法で処置される。軽症および中程度の症例はメトロニダゾールを用いて処置することができ、一方で中程度〜重症の、および再燃性の症例はしばしばバンコマイシンまたはフィダキソマイシンで処置される。C.ディフィシル疾患の存在は、C.ディフィシル抗原(GDH)、毒素AおよびB、ならびに糞便中ラクトフェリンが含まれるバイオマーカーの一団を用いて検出される。C.ディフィシル疾患が疑われる患者において、GDHが検出された場合、それはC.ディフィシルの存在を示しており、次いで毒素産生性C.ディフィシルを示すために、およびC.ディフィシル関連疾患の診断を支持するために毒素Aおよび/またはBが検出され、腸炎症の量を示すことによりその疾患の重症度を決定するために糞便中ラクトフェリン濃度が測定される。【選択図】図1B

請求項（抜粋）：

C.ディフィシル疾患を有する患者を処置する方法であって、該方法が中程度〜重症のC.ディフィシルの処置において有効であることが示された療法上有効量の処置を、重症の腸炎症を示す糞便試料中のラクトフェリンまたはカルプロテクチンの1種類以上の高められたレベルに関して検査結果が陽性であった患者に投与することを含む、前記方法。

IPC (8件)：

G01N 33/53 , G01N 33/569 , G01N 33/68 , A61K 45/00 , A61K 38/00 , A61K 31/704 , A61P 1/12 , A61P 31/04

FI (8件)：

G01N33/53 V , G01N33/569 F , G01N33/68 , A61K45/00 , A61K37/02 , A61K31/7048 , A61P1/12 , A61P31/04

Fターム (20件)：

2G045AA25 , 2G045CB04 , 2G045DA20 , 2G045DA36 , 2G045DA38 , 2G045DA42 , 4C084AA02 , 4C084AA17 , 4C084BA25 , 4C084DA44 , 4C084NA14 , 4C084ZA732 , 4C084ZB352 , 4C086AA01 , 4C086EA12 , 4C086MA01 , 4C086MA04 , 4C086NA14 , 4C086ZA73 , 4C086ZB35

引用特許：

出願人引用 (1件)

免疫学的検査法
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-328572 出願人：日東電工株式会社

審査官引用 (1件)

免疫学的検査法
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-328572 出願人：日東電工株式会社

引用文献：

出願人引用 (4件)

Scientific Symposium on New Approaches to Clostridium difficile Testing
Fecal Lactoferrin, Interleukin-1β, and Interleukin-8 Are Elevated in Patients with Severe Clostridi
Current Treatment Options for Severe Clostridium difficile-associated Disease

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審査官引用 (4件)

Scientific Symposium on New Approaches to Clostridium difficile Testing
Fecal Lactoferrin, Interleukin-1β, and Interleukin-8 Are Elevated in Patients with Severe Clostridi
Current Treatment Options for Severe Clostridium difficile-associated Disease

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