特許
J-GLOBAL ID:201403048033508237
キャピラリー電気泳動法による分析装置および分析方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (3件):
辻丸 光一郎
, 中山 ゆみ
, 伊佐治 創
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-124343
公開番号(公開出願番号):特開2013-174625
特許番号:特許第5509372号
出願日: 2013年06月13日
公開日(公表日): 2013年09月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】血中タンパク質をキャピラリー電気泳動法により分析するキャピラリー電気泳動分析装置であって、
電気泳動チップ、電圧印加手段、送液手段および吸光度測定手段を有し、
前記電気泳動チップが、基板と、複数の液槽およびキャピラリー流路を含み、
前記電圧印加手段が、電極を含み、
前記基板上に、前記複数の液槽が形成され、
前記複数の液槽が、前記キャピラリー流路で連通され、
前記キャピラリー流路が、試料分析用のキャピラリー流路を含み、
前記試料分析用キャピラリー流路の内壁表面が、陰極性基を有し、
前記送液手段を使用して、前記試料分析用キャピラリー流路に、電気泳動液を充填し、
前記電気泳動液が充填された前記試料分析用キャピラリー流路に、分析対象の前記血中タンパク質を含む試料を導入し、前記電極に電圧を印加し、前記試料を電気泳動させ、
前記吸光度測定手段により、前記電気泳動させた試料中の前記血中タンパク質の吸光度を測定し、
前記血中タンパク質の分析時間が、35秒以下であり、
分析項目が、血中のヘモグロビンであり、
前記ヘモグロビンが、ヘモグロビンA1c(HbA1c)およびヘモグロビンF(HbF)の少なくとも一方であり、
下記条件1〜4のいずれかを満たすことを特徴とするキャピラリー電気泳動分析装置。
(条件1)
前記試料分析用のキャピラリー流路において、断面形状が、幅および深さがそれぞれ30μmの矩形の場合、泳動開始点から検出点までの距離が、
0.25cm以上0.75cm未満の場合、分離電場が300V/cm以下であり、
0.75cm以上1.25cm未満の場合、分離電場が300〜600V/cmであり、
1.25cm以上1.75cm未満の場合、分離電場が400〜650V/cmであり、
1.75cm以上2.25cm未満の場合、分離電場が450〜700V/cmである。
(条件2)
前記試料分析用のキャピラリー流路において、断面形状が、幅および深さがそれぞれ40μmの矩形の場合、泳動開始点から検出点までの距離が、
0.25cm以上0.75cm未満の場合、分離電場が250V/cm以下であり、
0.75cm以上1.25cm未満の場合、分離電場が250〜500V/cmであり、
1.25cm以上1.75cm未満の場合、分離電場が375〜550V/cmであり、
1.75cm以上2.25cm未満の場合、分離電場が400〜600V/cmである。
(条件3)
前記試料分析用のキャピラリー流路において、断面形状が、幅および深さがそれぞれ50μmの矩形の場合、泳動開始点から検出点までの距離が、
0.25cm以上0.75cm未満の場合、分離電場が200V/cm以下であり、
0.75cm以上1.25cm未満の場合、分離電場が200〜450V/cmであり、
1.25cm以上1.75cm未満の場合、分離電場が300〜500V/cmであり、
1.75cm以上2.25cm未満の場合、分離電場が350〜550V/cmである。
(条件4)
前記試料分析用のキャピラリー流路において、断面形状が、幅および深さがそれぞれ60μmの矩形の場合、泳動開始点から検出点までの距離が、
0.25cm以上0.75cm未満の場合、分離電場が150V/cm以下であり、
0.75cm以上1.25cm未満の場合、分離電場が150〜400V/cmであり、
1.25cm以上1.75cm未満の場合、分離電場が250〜450V/cmであり、
1.75cm以上2.25cm未満の場合、分離電場が300〜500V/cmである。
IPC (2件):
G01N 27/447 ( 200 6.01)
, G01N 37/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
G01N 27/26 301 A
, G01N 27/26 331 G
, G01N 37/00 101
引用特許:
前のページに戻る