特許
J-GLOBAL ID:201403048115563341

一軸剪断式破砕機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 勇治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-259154
公開番号(公開出願番号):特開2014-104423
出願日: 2012年11月27日
公開日(公表日): 2014年06月09日
要約:
【課題】固定刃の刃部は固定刃の表裏面に形成され、上記固定刃の逃げ面は表側の刃部の使用時における逃げ面及び反転後の裏側の刃部の使用時における逃げ面が形成されているから、刃部の摩耗時において、固定刃を表裏反転させて用いることにより裏面の稜線を刃部として使用することができ、それだけ経済性を高めることができ、工具すくい角を付与してなるから、破砕剪断抵抗を低減することができ、破砕機のモータ等の駆動源に対する負荷を低減することができ、経済性を向上することができる。【解決手段】回転刃6の刃部6aとしての隣り合う二つの直線状の稜線の固定刃7のすくい面7b上における軌跡に適合した略V状をなして隣り合う二つの凹曲線状の稜線からなる固定刃の刃部7aに連なる固定刃の表裏面である各すくい面7b・7bにそれぞれ工具すくい角δを付与してなる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
破砕機体内に破砕室を形成し、該破砕室内に回転軸を横設し、該回転軸に回転体を配設し、該回転体の外周部分に回転刃を配設し、該破砕機体に該回転刃と協働して被破砕物を剪断破砕する固定刃を配設し、該固定刃のすくい面である表面を上記回転軸の回転軸線に対してずらして配置して該回転刃のすくい面と該固定刃のすくい面とが剪断開始時において或る剪断角度をなして配置され、該回転刃の刃部は略V状をなして隣り合う二つの直線状の稜線からなり、該固定刃の刃部は該回転刃の刃部としての上記隣り合う二つの直線状の稜線に対向する略V状をなして隣り合う二つの稜線からなり、上記固定刃の稜線を含む上記回転刃の稜線の回転軌跡面に対面する該固定刃の逃げ面を該回転軌跡面に可及的に近接する近接面に形成し、上記固定刃の刃部は該回転刃の刃部としての上記隣り合う二つの直線状の稜線の上記固定刃のすくい面上における軌跡に適合した略V状をなして隣り合う二つの凹曲線状の稜線からなり、上記固定刃の刃部は固定刃の表裏面に形成され、上記固定刃の逃げ面は表側の刃部の使用時における逃げ面及び反転後の裏側の刃部の使用時における逃げ面が形成され、かつ、上記回転刃の刃部としての隣り合う二つの直線状の稜線の上記固定刃のすくい面上における軌跡に適合した略V状をなして隣り合う二つの凹曲線状の稜線からなる上記固定刃の刃部に連なる該固定刃の表裏面である各すくい面にそれぞれ工具すくい角を付与してなることを特徴とする一軸剪断式破砕機。
IPC (2件):
B02C 18/14 ,  B02C 18/18
FI (2件):
B02C18/14 B ,  B02C18/18 B
Fターム (8件):
4D065CA16 ,  4D065CB02 ,  4D065CC01 ,  4D065DD08 ,  4D065DD19 ,  4D065EB20 ,  4D065EC07 ,  4D065EE19
引用特許:
審査官引用 (4件)
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