特許
J-GLOBAL ID:201403048273157237

玉軸受用保持器と玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-254106
公開番号(公開出願番号):特開2014-101934
出願日: 2012年11月20日
公開日(公表日): 2014年06月05日
要約:
【課題】玉軸受の潤滑剤のなじみ時間の短縮化を図ることができる玉軸受用保持器と玉軸受を提供する。【解決手段】保持器本体31には玉25を転動可能に保持する第1ポケット32と、第2ポケット36とが各々形成される。第1ポケット32は、軸方向の一端側に形成され玉25の外周面に摺接して軸方向一方及び周方向両方の移動を抑制する孔壁面33aをもつ第1案内孔部33と、軸方向の他端側に形成され、かつ玉25の外周面との間に潤滑剤の通過を許容する隙間を構成する孔壁面34aをもつ第1空間構成孔部34とを連通状に有する。第2ポケット36は、軸方向の他端側に形成され玉25の外周面に摺接して軸方向他方及び周方向両方の移動を抑制する孔壁面37aをもつ第2案内孔部37と、軸方向の一端側に形成され、かつ玉25の外周面との間に潤滑剤の通過を許容する隙間を構成する孔壁面38aをもつ第2空間構成孔部38とを連通状に有する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
内輪の外周面の内輪軌道面と、外輪の内周面の外輪軌道面との間に転動可能に配設される複数の玉を転動可能に保持する玉軸受用保持器であって、 前記内輪の外周面と、前記外輪の内周面との間の環状空間に沿って環状をなして配設される保持器本体に、前記玉を転動可能に保持する第1ポケットと、第2ポケットとが前記保持器本体の周方向に設定間隔を隔てて各々形成されており、 前記第1ポケットは、軸方向の一端側に形成され、前記第1ポケットに配設された玉の外周面に摺接して軸方向一方及び周方向両方への前記玉の移動を抑制する孔壁面をもつ第1案内孔部と、軸方向の他端側に形成され、かつ玉の外周面との間に潤滑剤の通過を許容する隙間を構成する孔壁面をもつ第1空間構成孔部とを連通状に有し、 前記第2ポケットは、軸方向の他端側に形成され、前記第2ポケットに配設された玉の外周面に摺接して軸方向他方及び周方向両方への前記玉の移動を抑制する孔壁面をもつ第2案内孔部と、軸方向の一端側に形成され、かつ玉の外周面との間に潤滑剤の通過を許容する隙間を構成する孔壁面をもつ第2空間構成孔部とを連通状に有していることを特徴とする玉軸受用保持器。
IPC (2件):
F16C 33/38 ,  F16C 19/06
FI (2件):
F16C33/38 ,  F16C19/06
Fターム (13件):
3J701AA02 ,  3J701AA32 ,  3J701AA42 ,  3J701AA52 ,  3J701AA62 ,  3J701BA22 ,  3J701BA34 ,  3J701CA11 ,  3J701CA13 ,  3J701EA31 ,  3J701EA63 ,  3J701FA60 ,  3J701GA31

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