特許
J-GLOBAL ID:201403048398236414

研削方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村上 智司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-257519
公開番号(公開出願番号):特開2014-104519
出願日: 2012年11月26日
公開日(公表日): 2014年06月09日
要約:
【課題】加工対象物の被研削部に高い精度で研削加工を施すことができる研削方法の提供を提供する。【解決手段】加工対象物たるワークWに形成された溝の側面Wb1,Wb2に、研削部3が設けられた砥石車2を用いて研削加工を施す際に、研削部3のエッジ部3eと研削開始点とが重なる第1仕上げ研削開始位置に砥石車2を移動させた後、目標切込点P2とエッジ部3eとが重なる第1切込位置に位置するまで、側面Wb1に対して斜めである方向に沿って砥石車2を移動させ、研削部3を切り込ませる。研削開始点は、目標切込点P2よりも、仕上げ研削加工における切り込み方向手前側且つ研削送り方向手前側の位置に設定されている。また、目標切込点P2は、仕上げ研削代の端(図中の二点鎖線上)且つワークWの上端面よりも下方(仕上げ研削加工における研削送り方向に進んだ位置)に設定されている。【選択図】図9
請求項(抜粋):
加工対象物に穿設された穴の内周面に、該穴の開口部端面に開口し、且つ該穴の軸線に沿って形成された溝の側面を、円盤形状をなし、且つ少なくとも外周面周縁部及びこれに連続する端面周縁部に砥粒が設けられた研削部を有する砥石車を用いて研削する方法であって、 前記砥石車をその端面と前記溝側面とが平行となる姿勢にして、前記砥石車と前記加工対象物とを相対移動させ、前記研削部を前記開口部端面側から溝内に研削送りして、該研削部により前記溝側面を研削する方法おいて、 前記加工対象物と最初に接触する前記研削部のエッジ部が、前記開口部端面よりも研削送り方向に進んだ位置であり、予め設定した研削代分だけ溝側面に切り込んだ位置として設定した切込位置に対して、研削送り方向手前側、且つ前記切込位置よりも切り込み方向手前側の位置であって前記加工対象物と干渉しない位置に位置するように、前記砥石車を位置決めした後、 前記砥石車を、その前記エッジ部が前記切込位置に達するまで斜め方向に研削送りし、 ついで、前記砥石車を前記溝の側面に沿った方向に研削送りするようにしたことを特徴とする研削方法。
IPC (1件):
B24B 19/02
FI (1件):
B24B19/02
Fターム (12件):
3C049AA04 ,  3C049AA09 ,  3C049AA12 ,  3C049AA13 ,  3C049AA14 ,  3C049AA16 ,  3C049AB01 ,  3C049AB03 ,  3C049BA07 ,  3C049BC02 ,  3C049CA02 ,  3C049CB01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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