特許

J-GLOBAL ID：201403049216402973

微生物燃料電池の測定方法、安定化方法および駆動方法、並びに微生物燃料電池

発明者： 田端 隆雄
出願人/特許権者： 日新電機株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-042710
公開番号（公開出願番号）：特開2014-170698
出願日： 2013年03月05日
公開日（公表日）： 2014年09月18日
要約：

【課題】対象となる有機性排水に有用な微生物種の選定とその増殖促進が可能になり、微生物燃料電池としての能力を安定化することができる微生物燃料電池の測定方法、安定化方法および駆動方法、並びに微生物燃料電池を提供することにある。【解決手段】排水処理漕3内の汚泥含有水9に参照電極31とアノード32と対極33を浸漬し、これらの電極にポテンシオスタット30を接続する。そして、アノード32にポテンシオスタット30から電圧を印加し、該電圧を変化させることにより得られるボルタモグラムのピーク波形から、汚泥含有水9に含まれる有用微生物種を特定する。また、その有用微生物種からの電子移動に関わる電位にアノード32の電位を維持する。その後、有用微生物種が十分増殖した段階で、ポテンシオスタット30からアノード32を電気的に切り離し、カソード6とアノード32を接続し、発電する。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

排水処理漕内の汚泥含有水に浸漬したアノードと、それに接続されるカソードを備える微生物燃料電池の測定方法であって、 前記アノードの近傍に設けられる参照電極と、 前記アノードに対向して設けられる対極と、 前記アノード、参照電極および対極に接続されるポテンシオスタットとを備え、 前記アノードに対して前記ポテンシオスタットから電圧を印加し、該電圧を変化させることにより得られるボルタモグラムのピーク波形から、前記汚泥含有水に含まれる微生物であって微生物燃料電池の駆動に供する有用微生物種からの電子移動に関わる電位を測定する、微生物燃料電池の測定方法。

IPC (2件)：

H01M 8/04 ,  H01M 8/16

FI (3件)：

H01M8/04 Z ,  H01M8/16 ,  H01M8/04 P

Fターム (4件)：

5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027KK51 ,  5H027MM26