特許
J-GLOBAL ID:201403049351143236

亜鉛製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 川本 学 ,  来山 幹雄 ,  武山 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-098318
公開番号(公開出願番号):特開2014-218697
出願日: 2013年05月08日
公開日(公表日): 2014年11月20日
要約:
【課題】脱塩素のための追加コストを不要として塩素を多く含む電炉ダスト等の処理に好適であり、純度4N以上の高純度の亜鉛地金を製造できると共に、コンパクトな装置で操業できる亜鉛製造方法を提供する。【解決手段】亜鉛製造方法は、浸出工程101で得た浸出液3と有機溶媒2とを接触させて、浸出液3に含まれる亜鉛成分を抽出して亜鉛成分を含む溶媒15を得る溶媒抽出工程102と、溶媒抽出工程102で得た亜鉛成分を含む溶媒15と塩酸10とを接触させて塩化亜鉛水溶液7を得る逆抽出工程103と、逆抽出工程103で得た塩化亜鉛水溶液7を濃縮及び脱水すると共に塩素ガス8と接触させて精製塩化亜鉛6を得る乾燥工程104と、乾燥工程104で得た精製塩化亜鉛6を溶融状態で電解して金属亜鉛の融液9と塩素ガス8とを得る電解工程105と、を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
酸化亜鉛を含む電炉ダスト又は前記電炉ダストを還元炉で還元した際に発生する2次ダストと、酸性水溶液と、を接触させて、亜鉛成分を含む水溶液である浸出液を得る浸出工程と、 前記浸出工程で得た前記浸出液と、酸性抽出剤を含むと共に水溶液と混合しない有機溶媒と、を接触させて、前記浸出液に含まれる前記亜鉛成分を抽出して前記亜鉛成分を含む溶媒を得る溶媒抽出工程と、 前記溶媒抽出工程で得た前記亜鉛成分を含む前記溶媒と、塩酸と、を接触させて、前記亜鉛成分を含む前記溶媒から前記亜鉛成分を逆抽出して、塩化亜鉛水溶液を得る逆抽出工程と、 前記逆抽出工程で得た前記塩化亜鉛水溶液を、濃縮及び脱水すると共に塩素ガスと接触させて、精製塩化亜鉛を得る乾燥工程と、 前記乾燥工程で得た前記精製塩化亜鉛を溶融状態で電解して、金属亜鉛の融液と、塩素ガスと、を得る電解工程と、 を有する亜鉛製造方法
IPC (6件):
C25C 3/34 ,  C22B 19/30 ,  C22B 7/02 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/26 ,  C22B 9/02
FI (6件):
C25C3/34 A ,  C22B19/30 ,  C22B7/02 B ,  C22B3/00 A ,  C22B3/00 J ,  C22B9/02
Fターム (20件):
4K001AA06 ,  4K001AA09 ,  4K001AA10 ,  4K001AA20 ,  4K001AA23 ,  4K001AA24 ,  4K001AA30 ,  4K001BA08 ,  4K001BA14 ,  4K001CA09 ,  4K001DA08 ,  4K001DA14 ,  4K001DB03 ,  4K001DB04 ,  4K001DB26 ,  4K001DB31 ,  4K001EA01 ,  4K058AA21 ,  4K058BA25 ,  4K058CB03

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