特許
J-GLOBAL ID:201403049403790057

車両のブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-234407
公開番号(公開出願番号):特開2014-083976
出願日: 2012年10月24日
公開日(公表日): 2014年05月12日
要約:
【課題】 ホイールシリンダ圧の増圧要求に対して適切に増圧制御することができる車両のブレーキ装置を提供すること。【解決手段】 ブレーキECU100は、リニア制御弁65に接続される主流路52における制御圧Pxの時間変化に対する圧力変化を表す第1圧力勾配に従って決定した第1目標液圧に追従してリニア制御弁65を介して制御圧Pxを調整する。そして、ECU100は、第1目標液圧に追従して制御圧Pxを調整している状況下で、ホイールシリンダ42の増圧制御によって保持弁61を所定時間が経過するまで開弁状態に維持した後、第1圧力勾配よりも小さい第2圧力勾配に従って決定される第2目標液圧に変更する。又、ECU100は、シリンダ42の増圧制御に従って保持弁61が閉弁状態から開弁状態に移行するまでに第1目標液圧に追従させて制御圧Pxの増圧を開始する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ドライバによるブレーキペダルの操作に応じて液圧を発生させるマスタシリンダと、加圧手段の駆動により液圧を発生させる動力式液圧源と、電気信号によって制御される複数の電磁弁からなり、前記マスタシリンダ又は前記動力式液圧源から出力された液圧が伝達される弁機構と、前記弁機構を介して前記マスタシリンダ又は前記動力式液圧源から出力された液圧が伝達されて車輪に制動力を付与するホイールシリンダと、前記弁機構の作動を制御する制御手段とを備えた車両のブレーキ装置において、 前記弁機構が、 車輪ごとに設けられて前記動力式液圧源からの液圧が伝達される上流側と前記ホイールシリンダが接続される下流側との連通又は遮断を実現する電磁開閉弁である保持弁、及び、前記保持弁に対応して設けられて前記ホイールシリンダとリザーバとの連通又は遮断を実現する電磁開閉弁である減圧弁を有するとともに、前記動力式液圧源からの液圧を前記保持弁の上流側の液圧である上流側液圧に調整する電磁弁からなる液圧調整手段を有するものであり、 前記制御手段は、 制動力の付与された車輪の前後方向のスリップが過大になることを抑制するアンチスキッド制御が実施されているときに、 前記保持弁及び前記減圧弁のうちの少なくとも前記保持弁の開弁状態又は閉弁状態に応じて、前記液圧調整手段を介して調整する前記上流側液圧の目標液圧を変更することを特徴とする車両のブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 8/176 ,  B60T 8/17
FI (2件):
B60T8/1761 ,  B60T8/17 B
Fターム (17件):
3D246BA02 ,  3D246CA02 ,  3D246GA22 ,  3D246GB01 ,  3D246GB37 ,  3D246HA02 ,  3D246HA02A ,  3D246HA43A ,  3D246HA64A ,  3D246JA12 ,  3D246JB31 ,  3D246LA02Z ,  3D246LA33Z ,  3D246LA52Z ,  3D246LA73Z ,  3D246MA03 ,  3D246MA19
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ブレーキ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-334537   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • ブレーキ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-144780   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • ブレーキ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-246768   出願人:トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (3件)
  • ブレーキ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-334537   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • ブレーキ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-144780   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • ブレーキ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-246768   出願人:トヨタ自動車株式会社

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