特許
J-GLOBAL ID:201403049436981834

電力変換器の主回路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人第一国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-145772
公開番号(公開出願番号):特開2014-011846
出願日: 2012年06月28日
公開日(公表日): 2014年01月20日
要約:
【課題】電力変換器の主回路構造として、幅広構造の平板導体はそれ自体の取付け固定部から導体端部までの幅が広くなることに伴い、導体端部(特にその角部)が振動の影響を最も受け振動に対して脆弱になるため、それを防ぐためには導体端部(角部)に振動抑制部品等を取り付ける必要があった。特に、鉄道車両等の車載用の電力変換器では、車両等の運行により発生する振動による影響は顕著で、そのため電力変換器の信頼性の面及び保守や部品点数の増加によるコスト面等に問題があった。【解決手段】本発明は、上記課題を解決するために、電力変換器の主回路配線の半導体素子を接続する導体としてインダクタンス低減に概ね影響を及ぼさない平板導体を採用し、該平板導体はその角部を少なくとも1か所以上鈍角形状とする構造である。また、その鈍角形状の採用により元の角部形状から空いたスペース部分に、接地端子台、接地抵抗器等の部品を配置するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも1個の半導体素子、少なくとも1個の直流電圧を平滑するコンデンサ、前記半導体素子の端子と前記コンデンサの端子間を接続し自らを特定箇所で取付け固定する少なくとも1枚の平板幅広形状を有する正側導体又は負側導体である少なくとも一方の平板導体、半導体素子の端子を交流側に接続する平板形状の交流側導体から構成され、正側導体および負側導体がそれぞれ半導体素子側部とコンデンサ側部で一体となる構造を有する電力変換器の主回路構造において、 前記平板導体のうち少なくとも1枚が、前記自らを取付け固定する特定箇所から遠い方の少なくとも一方の角部を少なくとも1か所以上鈍角形状とする構造であることを特徴とする電力変換器の主回路構造。
IPC (1件):
H02M 7/48
FI (1件):
H02M7/48 Z
Fターム (6件):
5H007AA06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB02 ,  5H007CB05 ,  5H007HA03 ,  5H007HA07

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