特許
J-GLOBAL ID:201403049438329417

電力変換システムの故障検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-274692
公開番号(公開出願番号):特開2014-121172
出願日: 2012年12月17日
公開日(公表日): 2014年06月30日
要約:
【課題】昇圧器が過大な電流によって損傷を受けるのを防止しつつ、インバータの故障を適切に検知する。【解決手段】昇圧器7の過電流状態が発生した場合にインバータ5の全てのスイッチング素子13が強制停止期間で一時的にオフ状態に制御される。故障判定手段51bは、回転電機2の電流の検出値と目標値との電流偏差の大きさが判定用閾値以上の大きさに維持される時間を計測している状態で、過電流状態が発生した場合に、強制停止期間を除く該期間の前後において電流偏差の大きさが判定用閾値以上の大きさに維持される時間を累積して計測し、その計測値が基準時間以上になると故障の発生を検知する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
スイッチング素子を上アーム及び下アームに有するように構成されたインバータと、前記インバータの直流電力入出力端子に接続された昇圧器と、前記インバータの交流電力入出力端子に接続された回転電機と、前記インバータと前記回転電機との間で流れる電流である回転電機側電流を検出する第1電流センサと、前記昇圧器を流れる電流である昇圧器側電流を検出する第2電流センサとを備えた電力変換システムにおける故障を検知するための故障検知装置であって、 前記インバータには、前記第2電流センサの出力により示される前記昇圧器側電流の検出値の大きさが所定の過電流判定値以上となる過電流状態が発生した場合に、前記インバータの全てのスイッチング素子を一時的にオフ状態に制御するように構成されたインバータ制御手段が接続されており、 前記1電流センサの出力と前記回転電機側電流の目標値とが入力され、前記第1電流センサの出力により示される前記回転電機側電流の検出値と前記回転電機側電流の目標値との偏差の大きさが所定の故障判定用閾値以上に維持される時間を計測し、該時間の計測値が所定の基準時間以上になった場合に、前記インバータが故障していると判定する故障判定手段を備え、 前記故障判定手段は、前記偏差の大きさが前記故障判定用閾値以上の大きさに維持される時間を計測している状態で、前記過電流状態が発生した場合に、前記インバータ制御手段により前記インバータの全てのスイッチング素子がオフ状態に制御される期間であるインバータ動作強制停止期間を除いて、該インバータ動作強制停止期間の前後において前記偏差の大きさが前記故障判定用閾値以上の大きさに維持される時間を累積して計測するように構成されていることを特徴とする電力変換システムの故障検知装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02M 3/155
FI (2件):
H02M7/48 M ,  H02M3/155 C
Fターム (39件):
5H007AA17 ,  5H007BB01 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB05 ,  5H007CC12 ,  5H007CC23 ,  5H007DA05 ,  5H007DB01 ,  5H007DB12 ,  5H007DC02 ,  5H007DC07 ,  5H007EA02 ,  5H007FA03 ,  5H007FA04 ,  5H007FA12 ,  5H007FA14 ,  5H730AA20 ,  5H730AS01 ,  5H730AS04 ,  5H730AS05 ,  5H730AS08 ,  5H730AS13 ,  5H730BB13 ,  5H730BB14 ,  5H730BB86 ,  5H730DD03 ,  5H730DD41 ,  5H730EE13 ,  5H730FD31 ,  5H730FD41 ,  5H730FF09 ,  5H730FG05 ,  5H730XX02 ,  5H730XX03 ,  5H730XX15 ,  5H730XX22 ,  5H730XX23 ,  5H730XX35
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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