特許
J-GLOBAL ID:201403049458033174

タイミングチェーンの潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-175582
公開番号(公開出願番号):特開2014-034907
出願日: 2012年08月08日
公開日(公表日): 2014年02月24日
要約:
【課題】タイミングチェーンの潤滑構造において、エンジンのタイミングチェーンの潤滑性能を向上することにある。【解決手段】シリンダヘッド(3)には、軸受部(22)の軸受面(24)からヘッドボルト挿入孔(27)に流入した潤滑油をタイミングチェーン(13)に供給するチェーン潤滑油路(31)を設ける。このチェーン潤滑油路(31)は、ヘッドボルト挿入孔(27)の側壁(32)の内周面に形成したオイル導入口(33)と、ヘッドボルト挿入孔(27)の側壁(32)の外周面でタイミングチェーン(13)に臨むように形成したオイル排出口(34)と、オイル導入口(33)とオイル排出口(34)とを連通するようにヘッドボルト挿入孔(27)の側壁(32)を貫通して形成した供給油路(35)とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンのクランクシャフトの駆動力をカムシャフトに伝達するタイミングチェーンをシリンダブロックとシリンダヘッドとに配置し、前記タイミングチェーンの側方にて前記カムシャフトのカムジャーナルを回転自在に支持する軸受面が備えられた軸受部を前記シリンダヘッドに設け、前記軸受部は前記シリンダヘッドを前記シリンダブロックに締結するヘッドボルトの上方に配置され、前記軸受部には、前記ヘッドボルトを挿入するヘッドボルト挿入孔を凹状に形成するとともに、前記軸受面に潤滑油を導く軸受面側油路を形成したタイミングチェーンの潤滑構造において、前記軸受部の前記軸受面から前記ヘッドボルト挿入孔に流入した潤滑油を前記タイミングチェーンに供給するチェーン潤滑油路を設け、このチェーン潤滑油路は、前記ヘッドボルト挿入孔の側壁の内周面に形成したオイル導入口と、前記ヘッドボルト挿入孔の側壁の外周面で前記タイミングチェーンに臨むように形成したオイル排出口と、前記オイル導入口と前記オイル排出口とを連通するように前記ヘッドボルト挿入孔の側壁を貫通して形成した供給油路とを備えることを特徴とするタイミングチェーンの潤滑構造。
IPC (2件):
F01M 1/06 ,  F01M 9/10
FI (2件):
F01M1/06 K ,  F01M9/10 M
Fターム (14件):
3G313AA05 ,  3G313AA07 ,  3G313AA17 ,  3G313BA02 ,  3G313BB14 ,  3G313BC08 ,  3G313BC20 ,  3G313BD14 ,  3G313BD38 ,  3G313CA06 ,  3G313FA01 ,  3G313FA02 ,  3G313FA05 ,  3G313FA06

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