特許
J-GLOBAL ID:201403049586527848
回転電機の固定子鉄心の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
石黒 健二
, 長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-273191
公開番号(公開出願番号):特開2014-121136
出願日: 2012年12月14日
公開日(公表日): 2014年06月30日
要約:
【課題】鉄心素材として帯状のコアシートを用いながら、高強度、高品質を確保することができる回転電機の固定子鉄心を、簡単な製造設備の投入で経済的に製造することができる製造方法を提供する。【解決手段】本製造方法の要である巻取り工程(第2工程)として、巻取り経路Wを挟んでその内外に配置される第1ローラ21と一組の第2ローラ22、23とを備え、帯状のコアシート10を、その内外周の3箇所で押さえながら曲げる所謂三点曲げの原理を活用して曲げるため、各巻回層を良好に円形状に丸めることができ、真円度の高い高品質の円筒状積層コア1を得ることができる。しかも、巻取り経路Wにローラ21〜23を配置するだけの簡単な製造設備でよく、積層コア1(固定子鉄心)を経済的に製造できる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
鉄心素材として磁性板からなる帯状のコアシート(10)が用いられ、このコアシート(10)を螺旋状に巻き取ることで、内周側に固定子コイル(D)を巻装するためのティース部(11)およびスロット部(12)を有する円筒状の積層コア(1)が構成されている、回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法であって、
長さ方向の一方側に前記ティース部(11)および前記スロット部(12)を有すると共に、長さ方向の他方側に前記ティース部(11)および前記スロット部(12)を所定のピッチで連結するヨーク部(13)を有するように、前記コアシート(10)を作製する第1工程と、
前記コアシート(10)を長さ方向に搬送しつつ、当該コアシート(10)を所定の巻取り経路(W)に沿って前記ヨーク部(13)が外周側となるように湾曲させていくための曲げ加工を施す第2工程とを有しており、
前記第2工程は、前記巻取り経路(W)に対し、当該巻取り経路(W)の曲率の径方向内側に配置された第1ローラ(21)と、当該巻取り経路(W)の曲率の径方向外側において前記第1ローラ(21)を挟むように配置された一組の第2ローラ(22、23)とから構成される曲げ加工手段X(20)を備えており、
前記第1ローラ(21)および一組の第2ローラ(22、23)による3箇所で前記コアシート(10)の内外周を押さえながら前記第1ローラ(21)と前記第2ローラ(22、23)とを相互に逆方向に回転させることで、前記コアシート(10)を前記巻取り経路(W)に沿って搬送しつつ曲げ加工することを特徴とする回転電機(ACG)の固定子鉄心(E)の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
5H601AA09
, 5H601BB20
, 5H601CC02
, 5H601DD01
, 5H601DD09
, 5H601DD11
, 5H601GA02
, 5H601GB05
, 5H601GB33
, 5H601GC02
, 5H601GC13
, 5H601GC22
, 5H601GD35
, 5H615AA01
, 5H615BB02
, 5H615BB05
, 5H615PP01
, 5H615PP11
, 5H615SS04
, 5H615SS05
, 5H615SS11
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (7件)
全件表示
前のページに戻る