特許
J-GLOBAL ID:201403049737783426

膜に提示したタンパク質を特異的に認識するポリペプチドの調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-110562
公開番号(公開出願番号):特開2014-207905
出願日: 2014年05月28日
公開日(公表日): 2014年11月06日
要約:
【課題】ヘビ毒由来の3Fスキャフォールドよりも低分子でシステイン残基の数のより少ないスキャフォールドを利用した標的タンパク質に対して親和性を有するポリペプチドの調製方法の提供。【解決手段】下記(a)〜(e)の工程を含む方法。(a)グラム陰性細菌で発現可能な発現ベクターの群から構成されるポリヌクレオチドライブラリーを用意する工程、(b)ポリヌクレオチドライブラリーを構成する各発現ベクターを、形質転換グラム陰性細菌において発現させる工程、(c)各ポリペプチドを、ペリプラズム間隙内で標的タンパク質と接触させる工程、(d)形質転換したグラム陰性細菌のスフェロプラストを形成させて、標的タンパク質と結合したポリペプチドを選択する工程、(e)選択されたポリペプチドを発現した形質転換細胞中のポリヌクレオチドを増幅して、ポリヌクレオチドがコードするポリペプチドのアミノ酸配列を決定する工程。【選択図】図4
請求項(抜粋):
標的タンパク質に対して親和性を有するポリペプチドの調製方法であって、下記(a)〜(e)の工程を含む方法; (a)グラム陰性細菌で発現可能な発現ベクターの群から構成されるポリヌクレオチドライブラリーを用意する工程であって、 当該各発現ベクターには、スキャフォールドを有する複数のポリペプチドであって、かつ、当該各ポリペプチドにおける相互作用に関与する領域のアミノ酸配列がランダム化された当該複数のポリペプチドをそれぞれコードする複数のポリヌクレオチドのうちの各ポリヌクレオチドが挿入されており、 当該各ポリヌクレオチドの上流に分泌シグナル配列があり、 標的タンパク質をコードするポリヌクレオチドがタンデムに連結されている、 当該各発現ベクターの群から構成されるポリヌクレオチドライブラリーを用意する工程; (b)当該ポリヌクレオチドライブラリーを構成する当該各発現ベクターを、形質転換グラム陰性細菌において発現させる工程であって、 当該標的タンパク質を内膜表面に、また当該各ポリヌクレオチドにコードされるポリペプチドをペリプラズム間隙内にそれぞれ発現させる工程; (c)当該各ポリペプチドを、当該ペリプラズム間隙内で当該標的タンパク質と接触させる工程; (d)当該形質転換したグラム陰性細菌のスフェロプラストを形成させて、当該標的タンパク質と結合したポリペプチドを選択する工程; (e)当該選択されたポリペプチドを発現した形質転換細胞中のポリヌクレオチドを増幅して、当該ポリヌクレオチドがコードするポリペプチドのアミノ酸配列を決定する工程。
IPC (1件):
C12P 21/02
FI (1件):
C12P21/02 C
Fターム (12件):
4B024AA20 ,  4B024BA38 ,  4B024CA04 ,  4B024CA12 ,  4B024CA20 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B064AG01 ,  4B064AG30 ,  4B064CA02 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24
引用特許:
出願人引用 (3件)
引用文献:
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