特許
J-GLOBAL ID:201403049844302198
回転電機制御システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人YKI国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-224373
公開番号(公開出願番号):特開2014-079057
出願日: 2012年10月09日
公開日(公表日): 2014年05月01日
要約:
【課題】回転電機制御システムにおいて、回転磁界を発生させる電流ベクトルへの電流パルス重畳中のロータトルクの向上を図ることである。【解決手段】回転電機制御システムは、回転電機を制御する制御装置を含む。制御装置は、電流パルス重畳前の第1電流ベクトルI1の第1電流位相θ1と、d軸電流を増大させq軸電流を減少させた第2電流ベクトルI2の第2電流位相θ2との間にリラクタンストルク最大となる電流位相があるときに、第1電流位相θ1と第2電流位相θ2との間の中間位相θmを有する中間電流ベクトルImを設定する。中間電流ベクトルImは、第1電流ベクトルI1から第2電流ベクトルI2へ一直線状にベクトル軌跡を変化させる場合の中間位相θmでの仮想電流ベクトルImaよりも大きくする。電流ベクトルを、I1、Im、I2へ順に変化させ、Im、I1へ順に戻すことで電流パルスを生成する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
回転磁界を発生するステータと、前記ステータに対向配置され、ロータスロットを通ってロータコアに巻装されたロータコイルと、前記ロータコイルに接続されロータコイル電流を一方向に整流する整流部とを有し、前記各ロータコイル電流によってロータ突極が周方向に交互に異なる極性となるロータとを含む回転電機と、
前記回転磁界を発生させる電流ベクトルに電流パルスを重畳させる制御装置とを備え、
前記制御装置は、
前記電流パルス重畳前の第1電流ベクトルと、
前記第1電流ベクトルから所定の増加分でd軸電流を増加させ所定の減少分でq軸電流を減少させた第2電流ベクトルとを設定し、
前記電流ベクトルとd軸正方向との間での位相を電流位相として、
前記第1電流ベクトルの第1電流位相と前記第2電流ベクトルの第2電流位相との間にリラクタンストルク最大となる電流位相があるときに、
前記第1電流位相と前記第2電流位相との間の中間位相を有する中間電流ベクトルであって、前記第1電流ベクトルから前記第2電流ベクトルへ一直線状にベクトル軌跡を変化させる場合の前記中間位相での仮想電流ベクトルよりも大きい前記中間電流ベクトルを設定し、
前記電流ベクトルを、前記第1電流ベクトルから前記第2電流ベクトルへ変化させ、さらに前記第2電流ベクトルから前記第1電流ベクトルに戻した場合に、前記第1電流ベクトルから前記第2電流ベクトルへの変化中及び前記第2電流ベクトルから前記第1電流ベクトルへの変化中の少なくとも一方で、前記電流ベクトルを前記中間電流ベクトルに変化させることで前記電流パルスを生成することを特徴とする回転電機制御システム。
IPC (2件):
FI (1件):
Fターム (6件):
5H505AA16
, 5H505DD03
, 5H505DD06
, 5H505EE31
, 5H505EE41
, 5H505HB01
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