特許
J-GLOBAL ID:201403049856470940

自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-098638
公開番号(公開出願番号):特開2014-219058
出願日: 2013年05月08日
公開日(公表日): 2014年11月20日
要約:
【課題】後進レンジから前進レンジに切り換えられるときのショックを抑制すると共に、スムーズにインギヤすることができる自動変速機を提供する。【解決手段】自動変速機の制御部は、後進レンジから前進レンジに切り換えられたと判定され、且つ車速が所定速度以上であると判定された場合に、「後進段を確立したときに係合が阻止される第1摩擦係合機構」への油圧の供給を開始する油圧供給工程と、第1摩擦係合機構へ供給される油圧が第1所定値以上となったときに、「後進段を確立するときに係合されると共に、前進側の最低速段を確立するときには開放される第2摩擦係合機構」の開放を開始する開放工程と、第1摩擦係合機構へ供給される油圧が第1所定値よりも高い値に設定された第2所定値以上となり、第2摩擦係合機構を開放させた後に、切換機構を固定状態から逆転阻止状態に切り換える切換機構工程と、を備える。【選択図】図6
請求項(抜粋):
駆動源からの駆動力が伝達されるトルクコンバータと、 該トルクコンバータを介して前記駆動源の駆動力が伝達される入力部と、 サンギヤ、キャリア、リングギヤの3つの要素を夫々有する複数の遊星歯車機構と、 前記遊星歯車機構の要素同士を連結し、または前記要素を固定する複数の油圧作動型の摩擦係合機構と、 前記要素の前進方向の回転を許容し後進方向の回転を阻止する逆転阻止状態と、前記要素を固定する固定状態とに切換自在な切換機構と、 前記摩擦係合機構と前記切換機構とを制御する制御部とを備え、 該制御部で前記摩擦係合機構、及び前記切換機構の状態を制御して、前記駆動源からの駆動力を所定の車両情報に基いて複数段に変速して出力する自動変速機であって、 前記摩擦係合機構に供給される油圧を検出する油圧検出部を備え、 前記制御部は、車両の走行速度を検出する車速検出部からの情報を受けられるように構成されると共に、車両のシフトポジションを検出するシフトポジション検出部からの情報を受けられるように構成され、 後進段を確立する場合に係合される前記摩擦係合機構に加えて係合させると前記入力部の回転を阻止可能な摩擦係合機構を第1摩擦係合機構と定義し、前記後進段を確立するときに係合されると共に、前進側の最低速段を確立するときには開放される摩擦係合機構を第2摩擦係合機構と定義して、 前記制御部は、 前記シフトポジション検出部の情報に基いて、シフトポジションが後進レンジから前進レンジに切り換えられたか否かを判定する前進レンジ切換工程と、 前記車速検出部の情報に基いて、車速が第1所定速度以上であるか否かを判定する車速判定工程と、 前記前進レンジ切換工程で、シフトポジションが後進レンジから前進レンジに切り換えられたと判定され、且つ前記車速判定工程で車速が第1所定速度未満であると判定された場合に、前記第1摩擦係合機構への油圧の供給を開始する油圧供給工程と、 前記第1摩擦係合機構へ供給される油圧が第1所定値以上となったときに、前記第2摩擦係合機構の開放を開始する開放工程と、 前記第1摩擦係合機構へ供給される油圧が前記第1所定値よりも高い値に設定された第2所定値以上となり、前記第2摩擦係合機構を開放させた後に、前記切換機構を固定状態から逆転阻止状態に切り換える切換機構工程と、 を備えることを特徴とする自動変速機。
IPC (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 61/686
FI (2件):
F16H61/04 ,  F16H61/686
Fターム (18件):
3J552MA02 ,  3J552MA12 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA03 ,  3J552RA22 ,  3J552RB01 ,  3J552RB02 ,  3J552RB07 ,  3J552SA07 ,  3J552SA15 ,  3J552SB05 ,  3J552VA07W ,  3J552VA32Z ,  3J552VA64W ,  3J552VA66W ,  3J552VB01W ,  3J552VD11W

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