特許
J-GLOBAL ID:201403049868028569

液圧マスタシリンダ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 木戸 一彦 ,  木戸 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-165338
公開番号(公開出願番号):特開2014-024420
出願日: 2012年07月26日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】一つのマスタシリンダ鋳造体を用いて、リザーバに、プロテクタやセパレータを配置することができる液圧マスタシリンダ及びその製造方法を提供する。【解決手段】マスタシリンダ鋳造体1は、シリンダボディ形成部5とリザーバ形成部2との間に、サプライポート6a及びリリーフポート6bの上方を一体に覆うセパレータ4を装着可能な厚さを有し、且つ、中央部に凹部2cを有する厚肉部7が形成される。凹部2cに、凹部2cの底板部2dに穿孔加工されるリリーフポート6bの上方を覆うプロテクタを装着するためのプロテクタ装着部2eを形成する。貯液室2aにプロテクタを装着する際にはプロテクタ装着部2eにプロテクタを装着する。貯液室の底部にセパレータを装着する際には、凹部2cの側壁2fと底板部2d及びプロテクタ装着部2eを切削加工してセパレータ装着部2gを形成し、該セパレータ装着部2gにセパレータを装着する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
シリンダ孔が形成されるシリンダボディ形成部の上部に、貯液室が形成されるリザーバ形成部を一体に鋳造したマスタシリンダ鋳造体を加工してシリンダ孔、リリーフポート及びサプライポートを形成した液圧マスタシリンダにおいて、前記マスタシリンダ鋳造体は、前記シリンダボディ形成部と前記リザーバ形成部との間に、前記サプライポート及び前記リリーフポートの上方を一体に覆うセパレータを装着可能な厚さを有し、且つ、中央部にシリンダ孔側に向けて凹状となり、セパレータの平面視外形より小さな形状の凹部を有する厚肉部が形成され、前記凹部には、該凹部の底板部に前記リリーフポートの上方を覆うプロテクタを装着するためのプロテクタ装着部が形成され、前記貯液室の底部に前記プロテクタを装着する際には、前記プロテクタ装着部に前記プロテクタを装着し、前記貯液室の底部に前記セパレータを装着する際には、前記凹部の側壁及び前記プロテクタ装着部を切削加工してセパレータ装着部を形成するとともに、該セパレータ装着部に前記セパレータを装着したことを特徴とする液圧マスタシリンダ。
IPC (1件):
B60T 11/16
FI (1件):
B60T11/16 Z
Fターム (6件):
3D047BB31 ,  3D047BB32 ,  3D047CC19 ,  3D047CC22 ,  3D047CC23 ,  3D047KK01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 配管接続部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-294917   出願人:株式会社ナブコ
  • 特開昭59-023759

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