特許
J-GLOBAL ID:201403050065583871

高調波歪率測定法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-235148
公開番号(公開出願番号):特開2014-077970
出願日: 2012年10月07日
公開日(公表日): 2014年05月01日
要約:
【課題】アナログ音響信号およびディジタル音響信号に適用する高調波歪率測定法において聴取知覚される音質と計測される高調波歪率の間に隔たりのない方法を提供する。【解決手段】ハース効果(Time Discrimination)を誘発する高調波成分を被計測信号から減算処理を行ない各種高調波歪率を計測する。従来の各種高調波歪率測定法上で歪率が高いにも関わらず‘音質が良い’と評価される各種Vintage機材や真空管機材、同軸スピーカー等をスペック上の優劣と聴取知覚される音質間ですり合わせを行なう。更に同高調波成分を被計測データへ加算処理を行なう事で通常環境で計測が困難な抵抗器やキャパシター等の超低歪率計測に重み付けを行ない科学的聴感補正が行なわれた通常レベル(電圧振幅)の歪率データとして計測する。従来の歪率計測理論とゴールデンイヤーの感性が一致可能な測定機材および音響信号の計測法を安価に提供する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
音響信号の記録、伝送、増幅、再生の各過程において、ハース効果(Time Discrimination)を誘発するに足りる遅延時間を音響信号の振幅関数として制御する事により得られる奇数次高調波群と偶数次高調波群や正弦位相高調波群と余弦位相高調波群等、2種類の高調波群を独立または、混合状態で音響信号に加減算する事により聴感雑音レベルを増加することなく音響機器や音響信号の弁別性能を向上させる高調波成分を生成し、この高調波成分より抽出したスペクトル情報を加減算する事により全高調波歪率を計測する測定技法。
IPC (1件):
G10L 25/69
FI (1件):
G10L11/00 404
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第4427672号
  • 高効率低音強調技術
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-096837   出願人:佐野泰生

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