特許
J-GLOBAL ID:201403050303731027
物体位置決め固定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-150320
公開番号(公開出願番号):特開2014-012304
出願日: 2012年07月04日
公開日(公表日): 2014年01月23日
要約:
【課題】ワークパレットの水平方向位置決め精度を向上させると共に第1,第2基準部材の軸心間の距離と第1,第2環状係合部材の軸心間の距離の誤差を吸収可能な物体位置決め固定装置を提供する。【解決手段】ベース部材2の上に対象物体3を水平方向と鉛直方向に位置決めして固定する物体位置決め固定装置1において、固定機構9により対象物体3をベース部材2に押圧して固定した状態では、第1,第2基準部材31,41の第1,第2テーパ係合面31a,41aが第1,第2環状係合部材51,61の弾性変形を介して第1,第2環状係合部材51,61の内周面に密着すると共に第1,第2基準部材31,41の第1,第2基端当接面34,44がベース部材2に当接し、第2環状係合部材61の弾性変形を介して第2装着穴16の1対の規制面16aに第2環状係合部材61の1対の被規制面61bが密着するように構成している。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
ベース部材の上に対象物体を水平方向と鉛直方向に位置決めして固定する物体位置決め固定装置において、
前記ベース部材は鉛直方向位置決めの為の基準座面を備えると共に、前記対象物体は前記基準座面に当接可能な当接面を備え、
前記対象物体を水平方向に位置決め可能な第1位置決め機構と、この第1位置決め機構から離隔した位置に配置され対象物体が第1位置決め機構を中心として水平面内で回転しないように規制する第2位置決め機構と、前記対象物体をベース部材に押圧して固定可能な固定機構を備え、
前記第1,第2位置決め機構は、ベース部材と対象物体の一方に装着された第1,第2基準部材であって、先端側ほど小径化する第1,第2テーパ係合面が形成された第1,第2係合凸部と、この第1,第2係合凸部に一体形成され且つ第1,第2係合凸部より小径の第1,第2嵌合筒部と、前記第1,第2係合凸部の前記第1,第2嵌合筒部側の基端に形成された第1,第2基端当接面とを備えた第1,第2基準部材と、前記第1,第2嵌合筒部が嵌合される第1,第2嵌合孔と、ベース部材と対象物体の他方に形成された第1,第2装着穴に装着されて前記第1,第2係合凸部が係合可能な第1,第2環状係合部材とを備え、
前記第2装着穴は、前記第2環状係合部材が前記第1,第2位置決め機構の軸心同士を結ぶ中心線の方向へ移動可能に形成され且つ前記中心線の方向に平行な1対の規制面を備え、
前記第2環状係合部材は、前記1対の規制面に密着可能な1対の被規制面を備え、
前記固定機構により対象物体をベース部材に押圧して固定した状態において、前記第1,第2係合凸部と第1,第2環状係合部材の少なくとも一方の径方向への弾性変形を介して前記第1,第2テーパ係合面が前記第1,第2環状係合部材の内周面に密着し、前記第1,第2基端当接面が前記ベース部材と対象物体の一方に当接し、前記第1,第2環状係合部材の環状端面が第1,第2装着穴の環状受面に当接し、前記第2環状係合部材の弾性変形を介して前記1対の被規制面が前記1対の規制面に密着するように構成したことを特徴とする物体位置決め固定装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (1件):
引用特許:
前のページに戻る