特許
J-GLOBAL ID:201403052416550692

ビスカルバゾール誘導体、有機エレクトロルミネッセンス素子用材料及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人樹之下知的財産事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-181656
特許番号:特許第5390728号
出願日: 2013年09月02日
要約:
【課題】正孔輸送能力と電子輸送能力を併せ持ち、キャリアバランスに優れた新規なビスカルバゾール誘導体、有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、およびそれを用いた長寿命の燐光発光性有機エレクトロルミネッセンス素子を提供すること。 【解決手段】下記式(2)で表されるビスカルバゾール誘導体。下記式(2)において、A1は、置換または無置換のキナゾリン環であり、A2は、環形成炭素数6〜30の置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、環形成炭素数10〜30の置換もしくは無置換の縮合芳香族炭化水素基、環形成炭素数2〜30の置換もしくは無置換の含窒素複素環基、又は環形成炭素数2〜30の置換もしくは無置換の含窒素縮合芳香族複素環基を表す。X1,X2は、連結基であり、Y1〜Y4は、置換基を表す。p,qは1〜4の整数を表し、r,sは1〜3の整数を表す。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
【請求項1】 下記一般式(2)で表されることを特徴とするビスカルバゾール誘導体。 [前記一般式(2)において、A1は、置換または無置換のキナゾリン環であり、 A2は、 環形成炭素数6〜30の置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、 環形成炭素数10〜30の置換もしくは無置換の縮合芳香族炭化水素基、 環形成炭素数2〜30の置換もしくは無置換の含窒素複素環基、又は 環形成炭素数2〜30の置換もしくは無置換の含窒素縮合芳香族複素環基を表す。 X1,X2は、連結基であり、互いに独立して、 単結合、 環形成炭素数6〜30の置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、 環形成炭素数10〜30の置換もしくは無置換の縮合芳香族炭化水素基、 環形成炭素数2〜30の置換もしくは無置換の芳香族複素環基、又は 環形成炭素数2〜30の置換もしくは無置換の縮合芳香族複素環基を表す。 Y1〜Y4は、互いに独立して、 水素原子、フッ素原子、シアノ基、 炭素数1〜20の置換もしくは無置換のアルキル基、 炭素数1〜20の置換もしくは無置換のアルコキシ基、 炭素数1〜20の置換もしくは無置換のハロアルキル基、 炭素数1〜20の置換もしくは無置換のハロアルコキシ基、 炭素数1〜10の置換もしくは無置換のアルキルシリル基、 炭素数6〜30の置換もしくは無置換のアリールシリル基、 環形成炭素数6〜30の置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、 環形成炭素数6〜30の置換もしくは無置換の縮合芳香族炭化水素基、 環形成炭素数2〜30の置換もしくは無置換の芳香族複素環基、又は 環形成炭素数2〜30の置換もしくは無置換の縮合芳香族複素環基を表す。 なお、隣接するY1〜Y4同士が互いに結合を形成し、環構造を形成しても良い。 p,qは1〜4の整数を表し、r,sは1〜3の整数を表す。 なお、p,qが2〜4の整数、r,sが2〜3の整数の場合、複数のY1〜Y4はそれぞれ同一でも異なっても良い。]
IPC (4件):
C07D 403/14 ( 200 6.01) ,  C07F 15/00 ( 200 6.01) ,  C09K 11/06 ( 200 6.01) ,  H01L 51/50 ( 200 6.01)
FI (9件):
C07D 403/14 CSP ,  C07F 15/00 D ,  C07F 15/00 E ,  C07F 15/00 F ,  C09K 11/06 660 ,  C09K 11/06 690 ,  H05B 33/14 B ,  H05B 33/22 A ,  H05B 33/22 B

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