特許
J-GLOBAL ID:201403052546522623

海水排煙脱硫装置とその運用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松永 孝義 ,  飯塚 向日子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-064600
公開番号(公開出願番号):特開2014-188406
出願日: 2013年03月26日
公開日(公表日): 2014年10月06日
要約:
【課題】一つの吸収塔内で排ガス中の煤塵及び重金属類を除くための除塵部と排ガス中のSOxを除く吸収部の間で液体が通過しないようにした海水排煙脱硫装置とその運用方法を提供すること。【解決手段】循環タンク5内の海水を繰返し供給して排ガス中の煤塵及び重金属を吸収または接触除去する除塵スプレノズル8と該ノズル8の上方に新鮮な海水を噴霧して排ガス中のSOxを吸収除去する脱硫スプレノズル9を設け、ノズル8とノズル9の間に噴霧海水を回収するコレクタ10を2段以上に千鳥配置し、コレクタ10でノズル9から噴霧される海水を全て回収して、酸化空気で酸化させる酸化槽14を吸収塔1の外に備え、コレクタ10とノズル9の間に噴霧海水の整流を行う整流部材22、コレクタ10と除塵スプレノズル8の間にミストエリミネータ23を配置して吸収塔1内を脱硫スプレノズル9を有する吸収部Aと除塵スプレノズル8を有する除塵部Bとに分けた海水排煙脱硫装置である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ボイラを含む燃焼装置から排出される排ガスを導入する入口と、該入口より下部に設けた海水を貯留する循環タンクを設け、該循環タンク内の海水を繰り返し供給して前記入口から導入される排ガス中の煤塵及び重金属を吸収または接触除去する除塵スプレノズルを設け、該除塵スプレノズルの上方に新鮮な海水を噴霧して前記入口から導入される排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去する脱硫スプレノズルを設け、前記除塵スプレノズルと前記脱硫スプレノズルの間に脱硫スプレノズルから噴霧される海水を回収するコレクタを設けた吸収塔と、該コレクタで回収された噴霧海水を導入して酸化空気を供給する酸化槽を備えた海水排煙脱硫装置において、 コレクタと脱硫スプレノズルの間に噴霧海水の整流を行う整流部材を設け、 コレクタと除塵スプレノズルの間にミスト除去用のミストエリミネータを設け、 吸収塔内を整流部材とコレクタとミストエリミネータにより、脱硫スプレノズルを有する吸収部Aと、該吸収部Aの下方に設けた除塵スプレノズルを有する除塵部Bとに分けたことを特徴とする海水排煙脱硫装置。
IPC (4件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/64 ,  B01D 47/06
FI (4件):
B01D53/34 125K ,  B01D53/34 125Q ,  B01D53/34 136Z ,  B01D47/06 Z
Fターム (23件):
4D002AA02 ,  4D002AA28 ,  4D002AC01 ,  4D002BA02 ,  4D002BA14 ,  4D002BA16 ,  4D002CA01 ,  4D002CA07 ,  4D002DA36 ,  4D002EA03 ,  4D002EA07 ,  4D002EA11 ,  4D002FA03 ,  4D002GA01 ,  4D002GB01 ,  4D002GB06 ,  4D002GB20 ,  4D002HA08 ,  4D032AC07 ,  4D032BA06 ,  4D032BB20 ,  4D032DA04 ,  4D032DA10

前のページに戻る