特許
J-GLOBAL ID:201403053434401757

血管可視化装置および血管可視化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道治 ,  梶並 順 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎 ,  武井 義一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-137667
公開番号(公開出願番号):特開2014-000246
出願日: 2012年06月19日
公開日(公表日): 2014年01月09日
要約:
【課題】血管部の静脈と動脈との正確な識別を行うことのできる血管可視化装置および血管可視化方法を得る。【解決手段】近赤外画像解析・処理部(5)によって、生体(2)の近赤外画像データから抽出した血管画素の内、各画素の輝度最高値と輝度最低値との差分値とあらかじめ規定する所定値との大小関係に応じて、動脈部の画素と静脈部の画素とを区別し、生成した動脈部画像データおよび動脈部画像データを画像データ合成処理部(7)によって、生体の可視画像データに合成した合成画像データを画像データ表示部(8)によって、画像表示する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生体に近赤外光を照射する第一の光源と、 前記生体に前記近赤外光が照射されることで前記生体から反射もしくは透過した前記近赤外光、および前記生体に可視光が照射されることで前記生体から反射もしくは透過した前記可視光を撮像するカメラと、 前記カメラが撮像した前記近赤外光に基づいて前記生体の近赤外画像データを生成する近赤外画像データ生成部と、 前記カメラが撮像した前記可視光に基づいて前記生体の可視画像データを生成する可視画像データ生成部と、 血管の脈動周期の期間において前記近赤外画像データ生成部が生成した複数の前記近赤外画像データを構成する各画素に対して、輝度平均値、輝度最高値、および輝度最低値を算出し、各画素に対して算出した前記輝度平均値の度数分布に基づいて、血管判別を行うための閾値を特定し、前記輝度平均値が前記閾値以下の画素を血管部として抽出し、前記血管の脈動周期の期間において算出した前記輝度最高値と前記輝度最低値との差分値を前記血管部として抽出した各画素に対して算出し、算出した前記差分値とあらかじめ規定する所定値との比較に基づいて、前記差分値が前記所定値未満である前記血管部の画素を静脈部として識別可能とする静脈部画像データを生成するとともに、前記差分値が前記所定値以上である前記血管部の画素を動脈部として識別可能とする動脈部画像データを生成する近赤外画像解析・処理部と、 前記近赤外画像解析・処理部が生成した前記静脈部画像データおよび前記動脈部画像データと、前記可視画像データ生成部が生成した前記可視画像データとを合成することにより、前記生体、前記静脈部、および前記動脈部を識別可能な合成画像データを生成する画像データ合成処理部と、 前記画像データ合成処理部が生成した前記合成画像データを表示する画像データ表示部と を備えることを特徴とする血管可視化装置。
IPC (3件):
A61B 5/107 ,  A61B 5/026 ,  A61B 10/00
FI (3件):
A61B5/10 300Z ,  A61B5/02 340Z ,  A61B10/00 E
Fターム (8件):
4C017AA11 ,  4C017AB10 ,  4C017AC26 ,  4C017CC01 ,  4C038VA04 ,  4C038VB40 ,  4C038VC02 ,  4C038VC05

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