特許
J-GLOBAL ID:201403053571410011

解析装置、解析方法および解析プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人東京国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-268741
公開番号(公開出願番号):特開2014-115789
出願日: 2012年12月07日
公開日(公表日): 2014年06月26日
要約:
【課題】多層溶接におけるデータベースの取扱手法を確立した固有ひずみ法を構築する。【解決手段】解析装置20Aは、多層溶接構造物の溶接後における角変形量及び残留応力の解析装置であり、溶接諸条件と対応付けられた固有ひずみ値の情報が保存される固有ひずみDB11から、入力される溶接諸条件に対応する固有ひずみ値の情報を抽出し、溶接構造物に発生する固有ひずみ値を導出する固有ひずみ導出部24と、有限要素法に基づき弾性計算する弾性解析部26と、登録される演算式に基づき弾性計算に使用する固有ひずみ値を導出する固有ひずみ変換部25と、演算式を固有ひずみ変換部に登録する変換式登録部27とを具備し、変換式登録部は、固有ひずみ導出部が導出する固有ひずみ値と弾性解析部が弾性計算の結果得る溶接構造物の固有ひずみ値との関係に基づいて演算式を決定する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
複数の溶接層をもつ溶接構造物の溶接後における角変形量および残留応力を解析する装置であり、 溶接時の溶接速度、電流、電圧、およびトーチ角度を含む溶接条件、溶接金属の材料物性、並びに溶接構造物の材料物性、開先形状、および板厚をパラメータとする溶接諸条件と対応付けられた固有ひずみ値の情報が保存される固有ひずみデータベースから、入力される前記溶接諸条件に対応する固有ひずみ値の情報を抽出することで、前記溶接構造物に発生する固有ひずみ値を導出する固有ひずみ導出手段と、 有限要素法に基づく弾性計算を行う弾性解析手段と、 固有ひずみ導出手段が導出する前記溶接構造物に発生する固有ひずみ値を登録される演算式に基づいて演算処理し、前記弾性計算を行う際に使用する固有ひずみ値を導出する固有ひずみ変換手段と、 前記弾性計算を行う際に使用する固有ひずみ値を導出する演算式を前記固有ひずみ変換手段に登録する変換式登録手段と、を具備し、 前記変換式登録手段は、前記固有ひずみ値の演算式を、前記固有ひずみ導出手段が導出する固有ひずみ値と前記弾性解析手段が前記弾性計算を行った結果得られる前記溶接構造物の固有ひずみ値との関係に基づいて決定することを特徴とする解析装置。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (1件):
G06F17/50 612H
Fターム (1件):
5B046JA08

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