特許
J-GLOBAL ID:201403054661007450

回転角センサの異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-001077
公開番号(公開出願番号):特開2014-134390
出願日: 2013年01月08日
公開日(公表日): 2014年07月24日
要約:
【課題】磁気センサの異常検出能力を向上させることができる回転角センサの異常検出装置を提供する。【解決手段】マイクロコンピュータ42は、電気信号S1,S2の加算値、ならびに電気信号S3,S4の加算値に基づきsin系統およびcos系統の電気信号のいずれかに異常があることを検出する(第1の検出結果)。また、マイクロコンピュータ42は、振幅Aと温度との相関関係を利用して電気信号S1,S3に基づき算出される第1の温度と、同じく電気信号S2,S4に基づき算出される第2の温度と、温度センサ91を通じて検出される第3の温度との比較を通じて、+系統および-系統の電気信号のいずれかに異常が発生していることを検出する(第2の検出結果)。マイクロコンピュータ42は、第1および第2の検出結果に基づき、異常信号を特定する。振幅比較に基づき異常検出する場合と異なり、温度の影響を受けにくい。【選択図】図5
請求項(抜粋):
検出対象である回転軸の回転に応じて位相が異なる4つの電気信号を生成する磁気センサと、当該磁気センサにより生成される4つの電気信号に基づき前記回転軸の回転角を求める制御回路とを有し、前記4つの電気信号は、位相が180°だけずれた正負2つの正弦信号と、位相が180°だけずれた正負2つの余弦信号を含む回転角センサの異常検出装置において、 前記磁気センサの周囲温度を検出する温度センサを備え、 前記制御回路は、正負2つの正弦信号の加算値および正負2つの余弦信号の加算値に基づき2つの正弦信号のいずれか、または2つの余弦信号のいずれかに異常が発生していることを検出する第1の検出機能と、 正の正弦信号および正の余弦信号の二乗和値から得られる振幅と温度との相関関係に基づき算出される第1の温度と、負の正弦信号および負の余弦信号の二乗和値から得られる振幅と温度との相関関係に基づき算出される第2の温度と、前記温度センサを通じて検出される第3の温度との比較を通じて、正の正弦信号および余弦信号のうちいずれか、または負の正弦信号および余弦信号のいずれかに異常が発生していることを検出する第2の検出機能と、を有し、 前記第1および第2の検出機能による検出結果の比較を通じて、前記4つの電気信号のうちいずれに異常が発生したのかを特定する回転角センサの異常検出装置。
IPC (4件):
G01D 5/244 ,  G01B 7/30 ,  B62D 5/04 ,  B62D 6/00
FI (4件):
G01D5/244 B ,  G01B7/30 H ,  B62D5/04 ,  B62D6/00
Fターム (43件):
2F063AA36 ,  2F063BA08 ,  2F063CA02 ,  2F063DA01 ,  2F063GA52 ,  2F063GA67 ,  2F063JA09 ,  2F063LA23 ,  2F063LA27 ,  2F077AA03 ,  2F077AA04 ,  2F077AA22 ,  2F077CC02 ,  2F077NN02 ,  2F077NN17 ,  2F077PP14 ,  2F077QQ06 ,  2F077TT16 ,  2F077VV02 ,  3D232CC33 ,  3D232CC34 ,  3D232CC37 ,  3D232CC38 ,  3D232CC40 ,  3D232DA15 ,  3D232DA23 ,  3D232DA63 ,  3D232DA64 ,  3D232DA67 ,  3D232DC09 ,  3D232DD02 ,  3D232DD10 ,  3D232DD17 ,  3D232DE09 ,  3D232EB11 ,  3D232EC23 ,  3D232GG01 ,  3D333CB02 ,  3D333CB13 ,  3D333CC38 ,  3D333CC40 ,  3D333CD51 ,  3D333CD57
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 運動具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-014255   出願人:国立大学法人岩手大学

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