特許
J-GLOBAL ID:201403055260534534

耐油紙及び耐油紙の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-096858
公開番号(公開出願番号):特開2014-218755
出願日: 2013年05月02日
公開日(公表日): 2014年11月20日
要約:
【課題】耐油紙は、耐油性を発揮するために耐油剤を含有しており、従来、耐油剤にはフッ素樹脂系の耐油剤が用いられていたが、フッ素樹脂系耐油剤を使用した耐油紙を使用後に焼却した際には、フッ素化合物が発生し、健康又は環境に悪影響を及ぼすことが懸念されている。非フッ素系耐油剤としてポリビニルアルコール系樹脂を使用した耐油紙が開発されているが、非フッ素系耐油剤をバーコーターやブレードコーターで塗工した場合、塗工液が泡立ち、耐油層に泡が発生するなどの塗工欠陥が生じたり塗りムラが生じ、耐油層の耐油性を低下させてしまう。塗工状態が良好であり、かつ耐油性と耐水性に優れた耐油紙の提供する。【解決手段】基材2の少なくとも片面に非フッ素系耐油層4を有し、耐油層4が、カルボキシ基変性ポリビニルアルコール及び顔料並びにスチレン-ブタジエン共重体もしくはアクリル系樹脂を含むことを特徴とする耐油紙10に関する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基材の少なくとも片面に非フッ素系耐油層を有し、 前記耐油層が、カルボキシ基変性ポリビニルアルコール及び顔料を含むことを特徴とする耐油紙。
IPC (2件):
D21H 19/60 ,  D21H 21/14
FI (2件):
D21H19/60 ,  D21H21/14 Z
Fターム (23件):
4L055AC00 ,  4L055AG12 ,  4L055AG27 ,  4L055AG63 ,  4L055AG64 ,  4L055AG71 ,  4L055AG76 ,  4L055AG89 ,  4L055AG97 ,  4L055AG99 ,  4L055AH02 ,  4L055AH50 ,  4L055AJ04 ,  4L055BE08 ,  4L055BE20 ,  4L055EA20 ,  4L055EA32 ,  4L055FA11 ,  4L055FA19 ,  4L055FA30 ,  4L055GA05 ,  4L055GA30 ,  4L055GA48
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 紙加工用組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-150671   出願人:日本合成化学工業株式会社
  • 紙加工用組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-150669   出願人:日本合成化学工業株式会社
  • 紙加工用組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-055884   出願人:日本合成化学工業株式会社
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