特許
J-GLOBAL ID:201403055575854286

円盤揚力型飛行体(密接型)

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-057213
公開番号(公開出願番号):特開2014-169064
出願日: 2013年03月01日
公開日(公表日): 2014年09月18日
要約:
【課題】「ヘリコプターのように離着陸時に周辺に風圧被害を生じさせたり著しい騒音を発生したりする欠点を改善すること」および「ヘリコプターでは不可能だった機体の大型化を可能とし高速度飛行を可能とすること」を実現する「新しい流体力学原理に基づく垂直離着陸機」を提供する。【解決手段】機体本体の上部にあって高速回転する回転円盤1の上面に発生する揚力を利用して機体を浮揚させることをその垂直離着陸飛行原理とし、「回転円盤の回転速度の大小すなわち機体上方に向けて作用する揚力の強弱」を調節することによって「垂直方向への上昇と下降および空中停止の運動したがってまた垂直離着陸運動」を自在に可能とし、かつ、円盤基数を複数化することにより機体を大型化し、機体全体の外形を突出物や異型物のない平滑な流線形とすることにより高速度飛行を可能とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
その主たる構造が「機体本体の上部にあって『機体本体に軸受け部材で保持された回転軸』を回転軸心として回転する回転円盤」と「この回転円盤の下部にあって『回転円盤の中心に回転軸心を合致させた回転軸』を軸受け部材で保持しかつ『回転円盤を回転させるためにこの回転軸に回転力を与える原動機もしくは高速気流を利用してこの回転軸に回転力を与えるタービン機構もしくは脚力腕力等を利用してこの回転軸に回転力を与える人力機構』を設置した機体本体」の二種の部材によって構成され、 「平滑に成形された回転円盤の下面」と「この回転円盤の下面とほぼ同一の直径からなりこの回転円盤の下面に直近的対向的面平行的に設置されかつ平滑に成形された『機体本体の上面の平滑円形面』」との上下両面の隙間を「上下双方の面が接触しない程度に極めて狭隘に設定すること」により、もしくは「この上下両面の隙間を密閉しこの隙間としての空間を真空状態・極低圧空気状態とすること」により、もしくは「この上下両面の隙間を密閉しこの隙間としての空間に水素ガス・ヘリウムガスや温熱空気等の低比重気体を封入すること」により、 回転円盤を高速回転させることによって発生する「この上下両面の隙間としての空間の上面すなわち回転円盤の下面とこの上下両面の隙間としての空間の下面すなわち機体本体の上面の平滑円形面の双方の面にそれぞれ発生し作用する運動流体圧力としてのそれぞれの気圧」を同一化させもしくは十分に近似させ、 もって、「回転する回転円盤の上面に発生し作用する『静止する大気との運動速度差を原因として発生する運動流体圧力としての気圧』と機体本体の下面に作用する『大気圧による静止流体圧力としての気圧』の双方の気圧の相対的気圧差」すなわちまた「前者の気圧が相対的に低圧で後者の気圧が相対的に高圧であることによって発生する圧力差」を「揚力」として利用して「回転円盤と機体本体によって構成される機体の全体」を上方に浮揚させ、 「原動機の回転速度の調節操作によって生じる回転円盤の回転速度の大小すなわちまた機体上方に向けて作用する揚力の強弱」を調節することによって「垂直方向への上昇と下降および空中停止の運動したがってまた垂直離着陸運動」を自在に可能とすることを特徴とする円盤揚力型飛行体。
IPC (1件):
B64C 29/00
FI (1件):
B64C29/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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