特許
J-GLOBAL ID:201403055759702527

自然エネルギー型分散電源群の合計発電出力の変動推定方法、変動推定装置及び変動推定プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-031971
公開番号(公開出願番号):特開2014-165934
出願日: 2013年02月21日
公開日(公表日): 2014年09月08日
要約:
【課題】多数の自然エネルギー型分散電源の合計出力の変動量を少量のデータから簡便な方法で推定する。【解決手段】推定対象エリア内において天候データ及び/又は発電出力データの計測を行い、前記データを用いて自然エネルギー型分散電源の発電出力のパワースペクトルと平均出力のパワースペクトルとを計算し、前記パワースペクトルを用いて自然エネルギー型分散電源の発電出力の変動間の平均的なコヒーレンスを算出し、前記コヒーレンスを用いて自然エネルギー型分散電源の箇所数が計測箇所数より増えた場合の変動周波数別の平滑化効果の指標を推定し、平滑化効果の指標を用いて分散電源が計測箇所数より増えた場合の自然エネルギー型分散電源の平均出力のパワースペクトルを推定し、分散電源が計測箇所数より増えた場合の合計出力のパワースペクトルを推定し、標準偏差を用いて分散電源が計測箇所数より増えた場合の合計出力の変動幅を推定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
推定対象エリア内の計測地点i(i=1,2,...,M)において天候データ及び/又は発電出力データの計測を行い、前記天候データ及び/又は発電出力データを用いて前記計測地点iでの自然エネルギー型分散電源の発電出力のパワースペクトルSi(ω)とM箇所の自然エネルギー型分散電源の平均出力のパワースペクトルSMav(ω)とを計算し、前記発電出力のパワースペクトルSi(ω)及び前記平均出力のパワースペクトルSMav(ω)を用いて数式1によって前記自然エネルギー型分散電源の発電出力の変動間の平均的なコヒーレンスcohMav(ω)を算出し、前記平均的なコヒーレンスcohMav(ω)を用いて数式2によって前記自然エネルギー型分散電源がN箇所であるときの発電出力の変動周波数別の平滑化効果の指標ρ^N(ω)を推定し、前記平滑化効果の指標ρ^N(ω)を用いて数式3によって前記自然エネルギー型分散電源がN箇所であるときの平均出力のパワースペクトルS^Nav(ω)を推定し、前記平均出力のパワースペクトルS^Nav(ω)を用いて数式5によって前記自然エネルギー型分散電源がN箇所であるときの合計出力のパワースペクトルS^N(ω)を推定し、前記合計出力のパワースペクトルS^N(ω)に基づいて数式6によって推定される標準偏差SD^(N)を用いて数式7によって前記自然エネルギー型分散電源がN箇所であるときの合計出力の変動幅W^(N)を推定することを特徴とする自然エネルギー型分散電源群の合計発電出力の変動推定方法。
IPC (2件):
H02J 3/00 ,  H02P 9/00
FI (2件):
H02J3/00 G ,  H02P9/00 F
Fターム (6件):
5G066AE01 ,  5G066AE09 ,  5H590AA01 ,  5H590CA14 ,  5H590EB25 ,  5H590HA06

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