特許
J-GLOBAL ID:201403056283926827

帯域拡張装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 工藤 宣幸 ,  若林 裕介 ,  吉田 倫太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-206012
公開番号(公開出願番号):特開2014-059525
出願日: 2012年09月19日
公開日(公表日): 2014年04月03日
要約:
【課題】電話帯域に帯域制限された音声信号の再生帯域を拡大して、通話音声の明瞭性を向上させる。【解決手段】本発明は、電話機器が出力する音声信号の音質の向上を図り、明瞭性の高い音声信号を出力する音声帯域拡張方法に関するものである。そして、入力信号に基づいて、その帯域よりも周波数が高い帯域の信号成分を生成する拡張高域成分生成手段と、入力信号のスペクトル形状に応じ、本来の高域成分の振幅を推定する高域振幅推定手段と、推定した高域成分の振幅を拡張高域成分に反映させる高域振幅調整手段と、入力信号に加算する合成手段とを有することを特徴とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
周波数帯域が帯域BLに制限された狭帯域信号を、上記帯域BLより高域の周波数帯域である帯域BHの信号成分を含むように拡張する帯域拡張装置において、 上記狭帯域信号のサンプリング周波数を2倍以上のサンプリング周波数に変換するサンプリング周波数変換手段と、 上記サンプリング周波数変換手段の出力信号から上記帯域BLを有さず上記帯域BHを有する拡張高域成分を生成する拡張高域成分生成手段と、 上記サンプリング周波数変換手段の出力信号から狭帯域信号のスペクトル形状を解析するスペクトル形状解析手段と、 上記スペクトル形状解析手段の出力結果に基づいて複数の推定方法を用いて本来の高域成分の振幅を推定して高域振幅推定値を出力する高域振幅推定手段と、 上記拡張高域成分の振幅が上記高域振幅推定値となるように上記拡張高域成分のゲインを決定するゲイン決定手段と、 上記拡張高域成分に上記ゲインを乗じた信号と上記サンプリング周波数変換手段出力信号とを加算合成する合成手段と を備えることを特徴とする帯域拡張装置。
IPC (1件):
G10L 21/038
FI (1件):
G10L21/04 130A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電話装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-366561   出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (1件)
  • 電話装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-366561   出願人:松下電器産業株式会社

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