特許
J-GLOBAL ID:201403056930324435
情報処理装置および方法、並びにプログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
稲本 義雄
, 西川 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-282146
公開番号(公開出願番号):特開2014-127790
出願日: 2012年12月26日
公開日(公表日): 2014年07月07日
要約:
【課題】伝送遅延の差が大きい複数の経路を利用したマルチパス通信において、より効率的に帯域幅を活用することができるようにする。【解決手段】OS(オペレーティングシステム201)上で実行されるTCP/IP通信制御部202、および、MPTCP制御部203が設けられている。TCP/IP通信制御部202、および、MPTCP制御部203の上位層としてアプリケーションプログラム204が実行される。MPTCP制御部203の一部として分配制御部211が設けられ、各ネットワークインタフェースから送信されるデータに係る分配を制御するようになされている。分配制御部211は、サブフロー毎に伝送遅延を特定し、輻輳ウィンドウサイズを予測しながら、到達予想時間を算出/更新し、到達予想時間が最小となるサブフローにセグメントを送出する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
複数のTCPコネクションをまとめた単一のコネクションを確立し、API(Application Program Interface)により、アプリケーションプログラムに提供する情報処理装置であって、
前記複数のTCPコネクションのそれぞれに対応するサブフローを介して送信されるセグメントを蓄積するキューに対応づけられた到達予想時間に基づいて、送信バッファから取り出したセグメントを挿入するキューを選択するキュー選択部と、
前記キューから前記セグメントが送出されるときの輻輳ウィンドウサイズを予測するウィンドウサイズ予測部と、
前記サブフローの遅延時間、および、前記輻輳ウィンドウサイズに基づいて、前記キューに挿入されたセグメントが前記キューから送出されるまでに要すると推測される送出予想時間を算出する送出予想時間算出部と、
前記送出予想時間に基づいて、前記キューに対応づけられた到達予想時間を更新する更新部と、
前記サブフローのいずれかにおいて輻輳またはパケットロスが発生した場合、少なくとも前記輻輳またはパケットロスの発生したサブフローに対応するキューに対応付けられた到達予想時間を再計算するとともに、前記輻輳またはパケットロスの発生したサブフローに対応するキューに蓄積されたセグメントの少なくとも一部を、他のサブフローに対応するキューに分配する輻輳時キュー制御部と
を備える情報処理装置。
IPC (5件):
H04L 12/707
, H04L 29/04
, H04W 80/06
, H04W 28/10
, G06F 13/00
FI (5件):
H04L12/56 100A
, H04L13/00 303B
, H04W80/06
, H04W28/10
, G06F13/00 353A
Fターム (42件):
5B089GA11
, 5B089GA25
, 5B089GB01
, 5B089HA10
, 5B089HA13
, 5B089HB02
, 5B089KA07
, 5B089KC02
, 5B089KD01
, 5B089KE09
, 5K030GA03
, 5K030GA11
, 5K030KA03
, 5K030LB06
, 5K030LE03
, 5K034AA07
, 5K034DD01
, 5K034EE11
, 5K034FF02
, 5K034FF13
, 5K034GG03
, 5K034HH01
, 5K034HH02
, 5K034HH06
, 5K034HH42
, 5K034HH64
, 5K034KK21
, 5K034MM16
, 5K034MM18
, 5K034QQ05
, 5K067AA13
, 5K067BB04
, 5K067BB21
, 5K067CC08
, 5K067DD11
, 5K067DD57
, 5K067EE02
, 5K067EE10
, 5K067EE16
, 5K067FF05
, 5K067HH22
, 5K067HH23
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