特許
J-GLOBAL ID:201403057177956632

無線通信システムおよび無線通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 志賀国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-287925
公開番号(公開出願番号):特開2014-131181
出願日: 2012年12月28日
公開日(公表日): 2014年07月10日
要約:
【課題】負荷の小さい信号処理により近距離MIMO伝送を実現することができる無線通信システムおよび無線通信方法を提供する。【解決手段】本発明による無線通信システムは、対向するアンテナ素子間のチャネルと斜め方向のアンテナ素子間のチャネルとの振幅比が1であり、位相差が90度となるように各アンテナ素子が配置され、受信アンテナ素子(211〜213)からの信号の各々を1:2-1/2:2-1/2なる振幅比で重み付けし、前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされた信号に-135度の位相回転を付与する重み付け部としての分配器(2211〜2213)および移相器(2221〜2223)と、前記位相回転が付与された信号と、前記振幅比の第2項および第3項にそれぞれ対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する復号部としての合成器(2231〜2233)および受信部(231〜233)とを具備する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1、第2、第3の送信アンテナ素子を具備する第1の通信装置と、第1、第2、第3の受信アンテナ素子を具備する第2の通信装置とを備え、前記第1、第2、第3の送信アンテナ素子と前記第1、第2、第3の受信アンテナ素子とがそれぞれ対向する位置に配置され、前記第1から第3の送信アンテナ素子および前記第1から第3の受信アンテナ素子のうち、相互に対向する配置関係にある送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルと、相互に斜め方向に位置する配置関係にある送信アンテナ素子と受信アンテナ素子との間に形成されるチャネルとの振幅比が1であり、かつ、前記チャネル間の位相差が90度となるように、前記第1から第3の送信アンテナ素子と前記第1から第3の受信アンテナ素子とが配置された無線通信システムであって、 前記第2の通信装置が、 前記第1から第3の受信アンテナ素子から入力された信号の各々を1:2-1/2:2-1/2なる振幅比で重み付けして分岐し、前記分岐により得られた信号のうち、前記第1から第3の受信アンテナ素子の一つから入力されて前記振幅比の第1項に対応する重み付けがなされた信号に-135度の位相回転を付与する重み付け部と、 前記重み付け部により前記位相回転が付与された信号と、前記第1から第3の受信アンテナ素子の残りの二つから入力されて前記重み付け部により前記振幅比の第2項および第3項にそれぞれ対応する重み付けがなされた信号とを合成して復号する復号部と、 を具備することを特徴とする無線通信システム。
IPC (2件):
H04J 99/00 ,  H04B 7/04
FI (2件):
H04J15/00 ,  H04B7/04
Fターム (1件):
5K159EE02

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