特許
J-GLOBAL ID:201403058639580982

動力工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-017849
公開番号(公開出願番号):特開2014-148000
出願日: 2013年01月31日
公開日(公表日): 2014年08月21日
要約:
【課題】駆動部の駆動停止後に、回動部材が惰性回動して限界位置で衝突したときの反動で逆方向の力を受けても、可動部材を狙いの位置に停止させることができる動力工具を提供する。【解決手段】リングギア(可動部材の一例)の外周側から径方向外側に突出する一対の突出部47bは、変速機ケース40のスライド孔40aと、変速切替部を構成する回動板42のカム孔46に挿通されている。カム孔46は、回動板42の周方向に対して傾斜する方向に延びる作動孔部46aと、作動孔部46aの両端で連続して穿設されると共に回動板42の周方向に対して所定角度θをなして延びる保持孔部46bとを有する。変速時に、回動板42が惰性回動して限界位置で衝突したときの反動で逆方向の力を受けても、回動方向に対して所定角度θをなす保持孔部46bの側壁面46cと突出部47bとの摺動抵抗が付与されることで、回動板42の逆方向の回動が抑制される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
動力源と、先端工具が着脱可能に装着される回転出力部に前記動力源の回転動力を伝達する変速機構部と、前記変速機構部を収容する変速機ケースとを、ハウジング内に備え、前記変速機構部は、変速ギアと、当該変速ギアの軸方向にスライド自在とされると共に当該変速ギアに対し係合又は離脱する可動部材とを有し、前記可動部材を移動させることにより複数段の変速を可能とした動力工具であって、 前記変速機ケースに前記軸方向に沿って設けられたスライド孔と、 前記変速機ケースの外周を前記軸方向の回りに回動自在に設けられると共に、回動方向に対し傾斜する方向に沿って貫設され且つ前記スライド孔に重ねて配置される作動孔を有する回動部材と、 前記可動部材から突設されると共に前記スライド孔及び作動孔に挿通された支持部材と、 前記回動部材を前記変速機ケースの外周に沿って回動駆動させる駆動部と、 前記駆動部が前記回動部材を変速の段を切り替える位置まで所定の方向に回動駆動させたとき、当該回動部材が限界位置で回動が規制された際に受ける反力による当該回動部材の前記所定の方向と逆方向への回動を、前記支持部材と前記回動部材との係合を介して抑制する逆転抑制部と、 を備えたことを特徴とする動力工具。
IPC (4件):
B25F 5/00 ,  B25B 21/00 ,  F16D 28/00 ,  F16H 63/18
FI (4件):
B25F5/00 Z ,  B25B21/00 520Z ,  F16D28/00 Z ,  F16H63/18
Fターム (13件):
3J067AA21 ,  3J067AB23 ,  3J067AC03 ,  3J067BA17 ,  3J067BA56 ,  3J067DA35 ,  3J067DB32 ,  3J067FA04 ,  3J067FA05 ,  3J067FA22 ,  3J067FA73 ,  3J067FB61 ,  3J067GA23

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