特許
J-GLOBAL ID:201403059144318056

箸箱

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 森 義明 ,  市川 真樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-121109
公開番号(公開出願番号):特開2014-236865
出願日: 2013年06月07日
公開日(公表日): 2014年12月18日
要約:
【課題】箸の取り出しが容易で、壊れにくく、しかも、持ち運び時に異音を生じさせることのない箸箱を提供する。【解決手段】箸箱本体14を蓋体16から引き出し、その引出側端部を蓋体16に対して下側へ押し下げるだけで箸12の持ち手部分が箸箱本体14から外部に露出し、箸12を簡単に取り出すことが出来る。箸箱本体14の押し下げ操作はガイド突条の突部を中心とする回動運動であるので、箸箱本体14の回動運動時に弾発力が作用することはない。したがって、箸箱本体14を押し下げた手を離しても箸箱本体14が元の位置に戻ることはなく、箸12の取り出し作業の邪魔になるようなことはない。また、箸箱本体14の全体を回動運動させるようにしているので、従来の箸箱のように部分的な応力集中が加わるようなことはなく、長期間の使用による亀裂や破断が生じることもなく、非常に頑丈な箸箱10とすることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
上面が開口した有底で細長矩形状の箸箱本体と、少なくとも前記箸箱本体の上面開口および左右の側壁を覆う蓋体とを備え、前記蓋体に対して前記箸箱本体をその長手方向にスライドさせることにより前記箸箱本体の上面開口が開閉される箸箱であって、 前記蓋体の左右の側壁の内側面には、その長手方向に沿って延びるガイド溝が形成されており、 前記箸箱本体の前記各側壁の外側面の挿入側端部には、前記ガイド溝にスライド可能に嵌合され、前記蓋体から引き出された前記箸箱本体の引出側端部を前記蓋体に対して下方へ押し下げる際の回動軸となる突部が形成されており、 前記ガイド溝には、前記蓋体から前記箸箱本体を引き出した時に前記突部と当接して前記箸箱本体の引き出し量を規制するストッパーが形成されており、 前記箸箱本体の前記各側壁の外側面の引出側端部には、前記ガイド溝にスライド可能に嵌合され、前記蓋体から前記箸箱本体を引き出して前記突部が前記ストッパーと当接した時にその全体が前記ガイド溝から抜け出るガイドが形成されており、 前記箸箱本体の左右の側壁の挿入側端部には、挿入端に至る上面開口から一段下がった段状の、または挿入端に向って側壁高さを減ずる逃げ部が形成されており、 前記各側壁の内側面には、箸をその左右両側から挟持する箸挟持部材が設けられており、 前記箸箱本体の底板には、前記箸箱本体に収容した箸の箸先を浮き上がらせる箸置き部が前記突部よりも引出側に形成されていることを特徴とする箸箱である。
IPC (1件):
A47G 21/00
FI (1件):
A47G21/00 N
Fターム (4件):
3B115AA02 ,  3B115AA22 ,  3B115BC02 ,  3B115BC03

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