特許
J-GLOBAL ID:201403059703797105

金属カラーを用いた樹脂部品の締結部構造及び金属カラー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-072670
公開番号(公開出願番号):特開2014-196789
出願日: 2013年03月29日
公開日(公表日): 2014年10月16日
要約:
【課題】簡単な構成で経時変化によるフランジ部の変形を抑制する金属カラーを用いた樹脂部品の締結部構造を提供することにある。【解決手段】樹脂製インテークマニホールド10のフランジ部12に形成された貫通孔15内に装着された金属カラー20にボルト35を挿通してシリンダブロック30に締結固定するにあたり、金属カラー20は、そのカラー全長がフランジ部12の厚さ寸法より長く形成され、軸方向端面23、25が傾斜して突出部24、26を形成すると共に、該突出部24、26がフランジ部12の経時変化に伴う貫通孔15の回動方向に対して貫通孔15の中心軸線bから逆方向に配置する。金属カラー20に経時変化に伴うフランジ部12が変形に対向する予荷重が付与される。経時変化によってフランジ部12に発生する変形荷重が予荷重により相殺されて、フランジ部12の変形が抑制される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
フランジ部に形成された貫通孔内に筒状の金属カラーが装着された樹脂部品が、前記貫通孔内に装着された金属カラーに挿通するボルトにより被取付物に締結固定される金属カラーを用いた樹脂部品の締結部構造において、 前記金属カラーは、 該カラー全長が前記フランジ部の厚さ寸法より長く形成され、両軸方向端面の少なくともいずれか一方が該金属カラーの軸中心線に直交する仮想平面に対して傾斜して突出部が形成されると共に、該突出部が前記フランジ部の経時変化に伴う前記貫通孔の回動方向に対して前記貫通孔の中心軸線から逆方向に配置されたことを特徴とする金属カラーを用いた樹脂部品の締結部構造。
IPC (5件):
F16B 5/02 ,  F16B 39/24 ,  F16B 43/00 ,  F02M 35/104 ,  F02M 35/10
FI (5件):
F16B5/02 F ,  F16B39/24 Z ,  F16B43/00 Z ,  F02M35/10 102B ,  F02M35/10 101J
Fターム (9件):
3J001FA02 ,  3J001HA09 ,  3J001JA03 ,  3J001KA23 ,  3J001KA26 ,  3J034AA02 ,  3J034BA11 ,  3J034BA16 ,  3J034BB03

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