特許
J-GLOBAL ID:201403060745057134

カストディ支援システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-193948
公開番号(公開出願番号):特開2014-049072
出願日: 2012年09月04日
公開日(公表日): 2014年03月17日
要約:
【課題】非居住者の証券取引において、適切な残高引当の制御を行い、決済を円滑に行うことが可能なカストディ支援システムを提供すること。【解決手段】非居住者である有価証券取引者のカストディ口座に関する有価証券取引の指図データから、カストディ口座から決済相手の第1の口座への引渡データを抽出するとともに、別の決済相手の第2の口座からのカストディ口座への同一銘柄および同一受渡日の受取データを抽出し、第1のグループとする。同様に、第1の口座からカストディ口座への受取データを抽出するとともに、カストディ口座から別の決済相手の第3の口座への引渡データを抽出し、第2のグループとする。決済時において、カストディ口座への有価証券の受取処理を実行すると、この受取処理の受取取引データとグループ化された引渡取引データについて決済処理を実行する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
非居住者である有価証券取引者と、前記有価証券取引者の有価証券取引の相手である決済相手との有価証券取引における引当制御処理を行うカストディ支援システムであって、 前記有価証券取引者のカストディ口座に関する有価証券取引の指図データを受信して保持する決済照合明細記憶部と、 前記カストディ口座から、一の前記決済相手の保振(証券保管振替システム)上の口座である第1口座への有価証券の引渡取引データである第1の引渡取引データを、前記指図データから抽出するとともに、前記一の決済相手とは異なる決済相手の保振上の口座である第2口座から前記カストディ口座への、前記有価証券と同一銘柄および同一受渡日の有価証券である対象有価証券の受取取引データである第1の受取取引データを抽出し、両者を第1のグループとしてグループ化し、 前記第1口座から前記カストディ口座への前記対象有価証券の受取取引データである第2の受取取引データを、前記指図データから抽出するとともに、前記カストディ口座から、前記一の決済相手とは異なる決済相手の保振上の口座である第3口座への前記対象有価証券の引渡取引データである第2の引渡取引データを抽出し、両者を第2のグループとしてグループ化して、紐付グループ情報記憶部に格納し、決済時において、前記カストディ口座への前記対象有価証券の受取処理を実行すると、この受取処理を示す受取取引データとグループ化された引渡取引データについて決済処理を実行する紐付実行部と、 を備えるカストディ支援システム。
IPC (2件):
G06Q 40/04 ,  G06Q 40/06
FI (2件):
G06Q40/04 100 ,  G06Q40/06 100
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る