特許
J-GLOBAL ID:201403060936124664

熱転写システムおよび熱転写方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 勝沼 宏仁 ,  永井 浩之 ,  磯貝 克臣 ,  堀田 幸裕 ,  重野 隆之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-226197
公開番号(公開出願番号):特開2014-076617
出願日: 2012年10月11日
公開日(公表日): 2014年05月01日
要約:
【課題】インクリボンのインク抜け部分から印字されたID情報が特定されるのを防ぐことができる熱転写システム及び方法を提供する。【解決手段】熱転写システム10は、インクリボン13を送り出す送出部16と、送出部16の下流側に配置された第1転写装置17と、インク転写済のインクリボン13を巻き取る巻取部21と、巻取部21の近傍に設けられ、インク転写済のインクリボン13を支持層11側から所定のパターンで加熱する第2転写装置22と、を備えている。熱転写を終了させる場合、第1転写装置17を停止して第2転写装置22を作動させながら、巻取部21によりインクリボン13を第1転写装置17から第2転写装置22までの距離の分巻き取る。このことにより、インク転写済のインクリボン13から、第1転写装置17による転写パターン、すなわち被転写体14に印字されたID情報が特定されるのを防ぐことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
インクリボンを送り出す送出部と、前記送出部の下流側に配置され、前記インクリボンの支持層側に設けられた第1加熱体を有し、前記インクリボンのインク層のインクを前記被転写体に対して第1パターンで転写する第1転写装置と、前記第1転写装置の下流側に配置され、インク転写済の前記インクリボンを巻き取る巻取部と、前記巻取部の近傍に設けられ、インク転写済の前記インクリボンを支持層側から加熱する第2加熱体を有する第2転写装置とを備える熱転写システムを用いた熱転写方法において、 前記第1転写装置を作動させて前記インクリボンのインク層のインクを前記被転写体に対して第1パターンで転写する工程と、 前記第2転写装置を作動させて、前記インクリボンのインク層のインクを前記第1パターンと異なる第2パターンで、当該インクリボンの内側に位置するインクリボンの支持層に転写する工程とを備え、 前記第1転写装置を停止して前記第2転写装置を作動させながら、前記巻取部によりインクリボンを前記第1転写装置から前記第2転写装置までの距離の分巻き取って熱転写を終了させることを特徴とする熱転写方法。
IPC (3件):
B41J 2/325 ,  B41J 17/38 ,  B41J 35/38
FI (3件):
B41J3/20 117A ,  B41J17/38 A ,  B41J35/38 A
Fターム (8件):
2C065AA01 ,  2C065DA12 ,  2C065DA19 ,  2C068AA02 ,  2C068AA06 ,  2C068AA15 ,  2C068PP03 ,  2C068PP04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-211077
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-211077

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