特許
J-GLOBAL ID:201403061257449356

非水電解液二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 安部 誠 ,  大井 道子 ,  山根 広昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-234131
公開番号(公開出願番号):特開2014-086258
出願日: 2012年10月23日
公開日(公表日): 2014年05月12日
要約:
【課題】内部短絡の発生が抑制され、より高い電池性能を発揮し得る非水電解液二次電池を提供すること。【解決手段】本発明により提供される非水電解液二次電池は、正極10と負極20を含む捲回電極体と非水電解液とを備える。ここで、負極の捲回軸方向の一の端部には露出している負極集電体26が配置されており、他の一の端部には負極活物質層24の一部である領域Aとして、正極活物質層に対向しない非対向部ANFからなる領域、あるいは非対向部ANFとそれに近接する対向部の一部AFとから構成される領域、が設けられている。上記領域Aは少なくとも黒鉛材料と増粘剤とを備える。また、上記領域AにおけるX線回折法に基づくピーク回折強度の比I(110)/I(002)は、上記領域Aに含まれない対向部(領域B)よりも大きく、且つ領域AにおけるI(110)/I(002)の値が0.01以上0.5以下である。【選択図】図4
請求項(抜粋):
正極と負極とを備えた捲回電極体と、非水電解液と、が所定の電池ケースに収容された非水電解液二次電池であって: 前記正極は、長尺状の正極集電体と、該集電体の長手方向に沿って所定の幅で形成された正極活物質層とを備え、 前記負極は、長尺状の負極集電体と、該集電体の長手方向に沿って前記正極活物質層を超える幅で形成された負極活物質層とを備え、 前記負極の捲回軸方向の一の端部には、前記負極活物質層が形成されずに露出している前記負極集電体が配置されており、 前記負極の捲回軸方向の他の一の端部には、前記負極活物質層の一部である領域Aとして、前記正極活物質層に対向しない非対向部からなる領域、あるいは前記非対向部に加えて近接する前記正極活物質層と対向する対向部の一部から構成される領域、が設けられており、 前記領域Aは、少なくとも黒鉛材料と増粘剤とを備え、 ここで、前記領域AにおけるX線回折法に基づく(002)面のピーク強度I(002)と(110)面のピーク強度I(110)との比(I(110)/I(002))は、前記領域Aに含まれない前記対向部よりも大きく、且つ 前記領域AにおけるI(110)/I(002)の値が0.01以上0.5以下であることを特徴とする、非水電解液二次電池。
IPC (6件):
H01M 4/133 ,  H01M 4/587 ,  H01M 4/13 ,  H01M 4/62 ,  H01M 10/058 ,  H01M 10/056
FI (6件):
H01M4/133 ,  H01M4/587 ,  H01M4/13 ,  H01M4/62 Z ,  H01M10/0587 ,  H01M10/0566
Fターム (45件):
5H029AJ02 ,  5H029AJ05 ,  5H029AJ12 ,  5H029AK01 ,  5H029AK03 ,  5H029AL02 ,  5H029AL03 ,  5H029AL06 ,  5H029AL07 ,  5H029AL11 ,  5H029AL18 ,  5H029AM02 ,  5H029AM03 ,  5H029AM04 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029BJ02 ,  5H029BJ14 ,  5H029DJ07 ,  5H029DJ08 ,  5H029EJ12 ,  5H029HJ04 ,  5H029HJ10 ,  5H029HJ13 ,  5H050AA02 ,  5H050AA07 ,  5H050AA15 ,  5H050CA01 ,  5H050CA07 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB02 ,  5H050CB03 ,  5H050CB07 ,  5H050CB08 ,  5H050CB09 ,  5H050CB11 ,  5H050CB29 ,  5H050DA04 ,  5H050DA09 ,  5H050EA23 ,  5H050FA05 ,  5H050HA04 ,  5H050HA08 ,  5H050HA13

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